検索・一覧に戻る

2024年度 シラバス詳細 Detail

芸術論
ナンバリング
HN14215
教養分野
看護学科
選択
単位
1
時間
15
鏑木 陽子
後期
講義
土曜日3,4限
配当年次
4
芸術は人間の感性を磨くと言われる。美しさとは何か、人間がなぜ美しいものに感動するのか、「心を豊かにする」、「情緒に溢れる」「深く心にしみいる」「人間が魂を揺さぶられる」等等、「感性を磨くとはどのようなことか」について、音楽鑑賞等を通して体験的に理解すると共に、自身の生き方の中で感性を豊かに磨き続ける契機とする。また、社会、文化における芸術の位置づけを考察する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1.さまざまな芸術表現を知り、人間の営みとしての芸術について自分の言葉で述べることができる
2.芸術活動を臨床の場でコミュニケーションツールとして活用することができる 
3.芸術活動を通じて自らを知り、人間理解を深め、人間の営みとしての芸術を看護実践と関連づけることができる
授業内容に応じて、スライド、配布資料、視聴覚メディアを活用した講義のほか、野外でのリスニング・ウォーク体験も取り入れる。また音楽に関連付けて塗り絵や描画、コラージュのワークも行なう予定である。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
課題レポート60%、毎回課されるコメントシート20%、プレゼンテーション20%
発展レベル
求める能力:標準レベルの知識に基づいて、自らの芸術体験を踏まえ、他者の芸術観・価値観を尊重しながら、適切なコミュニケーションを図ることができる。病棟における実践を想定した芸術体験プログラムを計画・作成することができる。

具体的記述:芸術体験プログラムの計画書作成、他者へのインタビューを自分の言葉でまとめて文章化する
標準レベル






求める能力:基礎レベルの知識に基づいて、人間と芸術との関係を口頭で、また文章で説明することができる。

具体的記述:芸術諸領域の中からひとつ選択し、自分の来し方と芸術との関係について発表する
ワークシートに記入した内容について、何故自分はこう思ったか、感じたのかを説明する
基礎レベル
求める能力:授業で扱う芸術諸領域の特徴を説明することができる。自らの芸術体験をもとにワークシートを完成させ、内容について説明することができる。

具体的記述:各回授業のワークシートを完成させる、ワークの中で気づいたことをリアクションペーパーに記述する
レポート、各回のコメントシートに対しては次回授業時にコメントをいたします
必要に応じて印刷資料を配付
未来プロジェクト『音楽療法ハンドブック―看護と福祉領域のための』 監修: 日野原 重明、出版:ストーク
     ISBN-13: 978-4434194665
飯森眞喜雄『芸術療法』[新装版] 出版:日本評論社 ISBN::978-4-535-98484-4
その他、授業時に紹介する
なし
授業後に適宜、質問・相談に対応する
第2回のリスニング・ウォークは、各自が住む地域(または状況に応じて可能な場合はキャンパス内も可)で実施する予定。第4・8回の授業ではワークを行なうので色鉛筆やクレヨン、カラーサインペンなどを用意すること。第6回には、芸術の諸領域からクラスで紹介したい作品やアーティストに関するプレゼンテーションを課すので各自準備すること。
予習
予め配布されたプリントに目を通し、授業の概要を把握しておく(10時間)
※初回授業では各自が関心を持つ芸術分野(美術、音楽、身体表現、文学、映画、演劇等)について述べられるよう準備すること
復習
授業で配布されたプリントを読み返し、要約と感想をノートにまとめる(20時間) ※まとめた内容を土台に期末レポートを課す

授業計画

授業内容
担当教員
1
芸術の諸領域について(1)/人間と音楽の歴史
鏑木
2
耳を澄まそう/リスニング・ウォーク
鏑木
3
替え歌のワーク《翼をください》/トーンチャイム合奏体験
鏑木
4
コラージュを体験してみよう
鏑木
5
総合芸術としてのオペラ
鏑木
6
音楽による自分史作り
鏑木
7
芸術の諸領域について(2)
鏑木
8
自分だけのオリジナルCDづくり構想
鏑木



検索・一覧に戻る