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2024年度 シラバス詳細 Detail
病理学
ナンバリング
HN21206
専門基礎分野
看護学科
必修
単位
1
時間
15
田中 秀邦
後期
講義
金曜日 4,5限
配当年次
1
人のからだに生じている病的変化がどのように成り立っているのかを、特徴的な組織・細胞から、循環障害、炎症、代謝障害、先天異常、腫瘍の5病変から総論的に概観し様々な病気や病態を理解するための基礎的知識を学ぶ。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
◎
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
上述した循環障害、炎症(感染症)、代謝障害、先天異常及び腫瘍のそれぞれ代表的な疾患名を挙げ、成り立ちや違いを他者にも説明できる。具体的な例を挙げると、炎症と腫瘍の違い、良性腫瘍と悪性腫瘍の相違点を説明できる。
スライドと配布印刷物を使用し講義。できるだけ一方通行の講義にならないようディスカッションも取り入れる。
PBL
(問題解決型学習)
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
フィールドワーク
その他
定期テスト(筆記)80% 課題レポート20%
発展レベル
S
①(臨床実習で要求されるレベル:90点以上S)②代表的な疾患を病理学的知識から治療・看護方針を説明できる。代表的な疾患の臨床的症状を病理学的な観点から理解しそれを説明できる。例えば肝硬変進行期のの多量吐血この成り立ちを説明できる。悪性腫瘍が進行した際の臨床症状や特徴を説明できる。例えば、臨床的に腫瘤を認めそれが炎症による反応性のものか、腫瘍性のものかロジックにもとづき説明できる。
標準レベル
A
B
B
①(国家試験に要求されるレベル:80点以上A、70点以上B) ②各疾患の特徴、成り立ち、六大病変に当てはめ説明できる。炎症について疾患の例を挙げ説明できる。循環障害について疾患の例を挙げ説明できる。梗塞の定義を説明できる。悪性腫瘍について疾患に例を挙げ説明できる。代謝障害の代表的な疾患の病理学的な特徴を説明できる。
基礎レベル
C
①(病理学の履修後に最低限必要なレベル:60点以上C) ②正常組織(解剖学)と比較し、病理学的な変化を説明できる。六大病変の特徴を説明できる。良性腫瘍と悪性腫瘍の違いを説明できる。炎症の定義を説明できる。
全講義終了後に期末試験を行う。
テキスト: 病理学-系統看護学講座専門基礎分野- (医学書院)第6版、ISBN978-4-260-04203-1
なし
毎回講義終了後できる限り質問を受け付ける
予習
予習として教科書の該当ページを読むこと。10時間
復習
復習としては配布されたプリントと自分で作る授業ノートを見直しすること。19時間
授業計画
授業内容
担当教員
1
疾患の仕分けのルールを解説し、なぜ病理学が看護において必要なのかを説明できる。退行性病変の代表的疾患を挙げられる。
田中
2
循環障害の代表的疾患について成り立ちも含め説明できる。
田中
3
炎症の定義、病態、分類について説明できる。感染症について説明できる。
田中
4
炎症の疾患の範疇としての免疫について代表的疾患を挙げ説明できる。
田中
5
腫瘍の分類、殊に良性腫瘍と悪性腫瘍の違いについて説明できる。
田中
6
腫瘍、殊に悪性腫瘍についての具体例を挙げ、説明できる。
田中
7
先天性疾患の原因と成り立ち、代表的な疾患について代表的疾患を挙げ説明できる。
田中
8
老化と疾病について・死の定義について説明できる。生活習慣・環境因子から起こる障害について説明できる。
田中
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