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2024年度 シラバス詳細 Detail

基礎看護学方法論Ⅰ (生活援助技術)
ナンバリング
HN51107
専門分野
看護学科
必修
単位
1
時間
15
〇中川 潔美
前期
講義
金曜 1・2限目
配当年次
1
人にとっての日常生活行動の意味、およびニードを充足するために必要な援助方法の原理・原則を学ぶ。安全、安楽、自立の視点から、対象者にとってのより良い日常生活援助を模索しながら、援助の基本を修得する。また、効率的かつ対象者への配慮を含んだ看護職者の身体の動かし方や道具の使い方を修得する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1)対象者を生活者として捉え、日常生活援助の意義を説明できる。
2)日常生活援助技術の原理・原則が説明できる。
3)対象者の安全・安楽・自立を考え、ニーズを充足するために必要な日常生活の援助とその援助方法について説明できる。
4)日常生活援助における対象者のプライバシー・倫理的配慮について説明できる。
・講義では、写真、イラストを掲載したテキスト、講義資料を用い、視聴覚教材も活用し、日常生活援助がイメージ化できるようにする。
・2~8回の授業では、本科目の始業後に事前学修の課題から出題されるレディネステストを行い、レディネステストの解説は、授業内で実施する。 
・各授業終了後に確認テストを実施し、授業の復習をする。 
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
協同学習(ジグソー法)
筆記試験80%、小テスト(レディネステスト、確認テスト)20%の合計点で評価する
発展レベル
1)対象者を生活者として捉え、対象者の個別性を考えた日常生活援助の意義を説明できる。
2)日常生活援助技術の原理・原則が説明できる。
3)対象者の安全・安楽・自立および個別性を考え、ニーズを充足するために必要な日常生活の援助とその援助方法を選択し説明できる。
4)日常生活援助における対象者のプライバシーを守ることの必要性と倫理的配慮について説明できる。
標準レベル






1)対象者を生活者として捉え、日常生活援助の意義を説明できる。
2)日常生活援助技術の原理・原則が説明できる。
3)対象者の安全・安楽・自立を考え、ニーズを充足するために必要な日常生活の援助とその援助方法について説明できる。
4)日常生活援助における対象者のプライバシーを守ることと倫理的配慮について説明できる。
基礎レベル
1)対象者が自立していない日常生活について説明できる。
2)日常生活援助技術を行うための原理・原則が説明できる。
3)対象者の安全・安楽・自立を考えた日常生活の援助について説明できる。
4)対象者のプライバシーを守る必要性について説明できる。
定期試験は前期試験期間内に行う。
全体または個別にコメントをフィードバックをおこなう。
系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学[2] 基礎看護技術Ⅰ 茂野香おる(医学書院) ISBN978-4-260-04992-4
系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学[3] 基礎看護技術Ⅱ 任和子(医学書院) ISBN978-4-260-04212-3
※ 他 講師作成のプリントを配布
・看護がみえるVol.1 基礎看護技術 (メディックメディア) ISBN 978-4-89632-734-2
・新体系看護学全書 基礎看護学③ 基礎看護技術Ⅱ 深井喜代子(メヂカルフレンド社)ISBN 978-4-8392-3382-2
看護学概論、看護学援助論、基礎看護学演習Ⅰ 特に「基礎看護学演習Ⅰ」とは連動して実施する。
なし
中川(金曜12:10~13:00) 研究室:S404  メールアドレス:kiy-nak-489@u-ths.ac.jp  
・授業は自己学習(予習・復習)を前提に進めていく。
・生活行動援助の根拠となる形態機能学 (解剖・生理機能)の理解が求められる。
・前期に開講される看護学概論、看護学援助論で学ぶ内容も対象を理解するうえで必要となる。
・この科目の内容は、基礎看護学演習Ⅰと連動してる。
・基礎看護学演習・実習に必要な知識・技術のため、欠席した場合は必ず十分に自己学修する。
・授業の曜日・時限は、変更することがある。
予習
・講義前は、テキストのリーディングや事前に提示した単元ごとの事前学修をおこなう(60分)。
・授業前に予習内容に関するレディネステストを行う
復習
・講義での学び・事後課題の確認テストを活用し、不正解項目や疑問を調べ、学修の整理をおこなう(120分)。
・演習に向けての知識を強化する。

授業計画

授業内容
担当教員
1
 4/12 オリエンテーション、看護技術を学ぶにあたって、コミュニケーション       小テスト(確認テストのみ)
中川
2
 4/12 感染防止の技術(スタンダード・プリコーション)       小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
3
 4/26 環境調整の技術(ベッドメーキング)       小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
4
 5/17 活動・休息の援助技術(サーカディアンリズム、体位保持:ポジショニングの技術)        小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
5
 5/17 活動・休息の援助技術(体位変換、移乗、移送、臥床患者のシーツ交換)        小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
6
 6/28 排泄の援助技術       小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
7
 6/28 栄養・食事の援助の技術       小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川
8
 7/12 清潔・衣生活の援助技術(清拭、洗髪、足浴)       小テスト(レディネステスト、確認テスト)
中川



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