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2024年度 シラバス詳細 Detail

基礎看護学実習Ⅲ(看護実践実習)
ナンバリング
HN52117
専門分野
看護学科
必修
単位
2
時間
90
〇平良美栄子、塚原 節子、中川 潔美、岩本由香里、田中あゆみ、奥田諒、非常勤①
前期
実習
2024年9月2日~9月20日
配当年次
2
入院患者の日常生活に関する看護実践過程を展開することで、看護実践力の基本を学ぶとともに、看護観を
育む。健康状態と日常生活の観点から対象をとらえ、生活行動について対象に適した看護技術を安全に提供
し、看護実践過程を通して対象を尊重した態度で援助関係の形成に努める。初めて、看護の対象者を受け
持って実践する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
(1) 対象の健康状態および生活状況をアセスメントし、日常生活上のニーズを表現できる。
(2) 対象の日常生活上のニーズの充足に向けた看護計画を立案することができる。
(3) 対象の気持ちや場の状況に配慮して安全に日常生活援助を実践できる。
(4) 対象の反応をとらえ、それをもとに実践した看護を評価することができる。
(5) 対象を尊重し理解しようとする姿勢でコミュニケーションをとることができる。
(6) 看護チームメンバーの一員としての自覚をもち、指導者への報告・連絡・相談ができる。
本実習は、病院の入院患者1名を受け持ち、初めて看護を実践する実習である。
(1) 事前に実習オリエンテーションを受け、実習目的、目標、実習方法を理解する。
(2) 事前学習として、患者受け持ちに向けた学習、必要な資料の準備、生活行動援助の技術練習を行う。
(3) 臨地での初日に病院オリエンテーション(合同)、病棟オリエンテーション(後半グループは、病棟実習開始初日)を受け、施設の概要・構造・設備、看護物品の取扱い、医療記録の閲覧方法、実習中の行動のしかたなどを把握する。
(4) 対象者から同意を得て「臨地実習同意書」の署名を頂いた後に、受け持ち実習を開始する。
個々の健康状態や生活状況を踏まえて、その人に合った日常生活援助を考え、実践する。
また、援助者としての自己を振り返る機会とする。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
実習記録80%、レポート評価点20%
発展レベル
(1) 対象の健康状態および生活状況をアセスメントし、日常生活上のニーズを表現できる。
(2) 対象の日常生活上のニーズの充足に向け、患者の個別性を理解し必要な看護計画を立案することができる。
(3) 対象の気持ちや場の状況に配慮して安全に日常生活援助を実践できる。
(4) 対象の反応をとらえ、それをもとに実践した看護を評価することができる。
(5) 対象を尊重し理解しようとする姿勢でコミュニケーションをとることができる。
(6) 看護チームメンバーの一員としての自覚をもち、指導者への報告・連絡・相談ができる。
標準レベル






(1) 対象の健康状態および生活状況をアセスメントし、日常生活上のニーズを表現できる。
(2) 対象の日常生活上のニーズの充足に向けた看護計画を立案することができる。
(3) 対象の気持ちや場の状況に配慮して安全に日常生活援助を見学、実践できる。
(4) 対象の反応をとらえることができる。
(5) 対象を尊重し理解しようとする姿勢でコミュニケーションをとり、対象との信頼関係を作ることができるることができる。
(6) 看護チームメンバーの一員としての自覚をもち、指導者への報告・連絡・相談ができる。
基礎レベル
(1) 対象の健康状態および生活状況をアセスメントし、日常生活上のニーズを表現できる。
(2) 対象の日常生活上のニーズの充足に向けた看護計画を立案することができる。
(3) 対象の気持ちや場の状況に配慮して安全に日常生活援助を実践できる。
(4) 対象の反応をとらえることができる。
(5) 対象を尊重し理解しようとする姿勢でコミュニケーションをとることができる。
(6) 看護チームメンバーの一員としての自覚をもち、指導者への報告・連絡・相談ができる。
実施しない。オリエンテーションで実習記録等の提出日を連絡する。
臨地実習時の記録等に、随時コメントを行う。また、実習時間内に適宜指導を行う。
看護学概論、看護学援助論、基礎看護方法論Ⅰ~Ⅳで使用した教科書・参考書を活用する。
必要に応じて紹介する。
基礎看護学の科目全般、形態機能学Ⅰ~Ⅳ、生化学(栄養学含む)、病理学、感染免疫学等
基礎看護学実習Ⅱ、基礎看護学方法論Ⅳ、基礎看護学演習Ⅳ
実習期間中に担当教員より指示する。基本、学内日の16:00~17:00とする。アポイントメントなしでの研究室への訪室可能。
実習では患者の安全が最優先される。
事前に行われるオリエンテーション内容を理解し、確実な看護技術を学内で練習し修得して実習に臨むこと。
学内での演習時以上に身だしなみを整えること(特に髪色、化粧、ピアス、付け爪等)。
病院への通学は、基本スーツに準ずる服装とする(夏場のためジャケットは不要)。
公共交通機関を使用し、自宅と施設の間では記録物やメモ帳等は開かない。
本科目は実務経験のある教員による授業科目である。
予習
実習の目的・目標を踏まえ、事前準備を行う(120分)。
復習
実習で学んだことについて、振り返りと学びの共有を行い、課題レポートを提出する(120分)。

授業計画

授業内容
担当教員
1
実習期間:3週間(1Gは1.5週間とする ) ・既習の知識を用いて、日常生活援助に焦点をあてた一連の看護過程の展開を行う。 ・看護チームの中に入り、指導を受けながら主体的にバイタルサイン測定や日常生活援助に参加する。 ・実習2日目以降、実習開始前に指導者から学習目標と行動計画の指導を受け、患者の状況に応じて計画を変更し看護過程を展開する。 ・実習指導者・担当教員の参加のもと中間・最終カンファレンス(実習報告会)を行い学びを深める。 ・学修目標の到達状況について自己評価をし、教員との面談を行う。 ・ 臨地実習終了後に「その人に合った日常生活援助を実施するために大切なこと」について自分の考えをまとめたレポートを提出する。 詳細は実習要項を参照する。
実習施設別の 教員配置は実習要項を参照



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