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2024年度 シラバス詳細 Detail

老年看護学実習Ⅰ
ナンバリング
HN53133
専門分野
看護学科
必修
単位
2
時間
90
○横島啓子、今村嘉子、中村美幸、徐廷美
前期
実習
月~金曜日 9:00~17:00
配当年次
4年
療養中の健康障害を持つ老年期の対象を理解し、個々の状態に応じた看護実践について学ぶ。特に、加齢現象と健康障害が関連して起こる問題について考える。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1.加齢が老年期の対象に及ぼす影響を説明できる。
2.地域で生活する高齢者の健康を維持するための健康支援について説明できる。
3.老人福祉施設で生活する高齢者の特徴を理解し、高齢者がその人らしく生活を送るために必要な援助が実施できる。
4.高齢者の生活に必要な保健医療福祉サービスについて説明できる。
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)およびデイサービス(通所介護施設)で実習を行う。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
評価表に基づいて評価を行う。2施設の評価点は各50%。各施設10項目の評価項目に対し5段階評価を行い、合計点を算出。
発展レベル
老年看護における標準的な知識に加え、発展的な知識を習得し説明できる。
加齢が及ぼす身体的・心理的・社会的影響、在宅高齢者と福祉施設で生活する高齢者の生活状況とその特徴、加齢や認知機能に応じたコミュニケーションの方法の実際と工夫、高齢者を支える保健医療福祉制度の概要と介護保険制度における高齢者施設の役割と機能、高齢者に関わる保健医療福祉の動向と現状の問題点、高齢者の感染予防対策と安全対策の留意点と実践方法、レクリエーションを通した高齢者の生きがいの重要性・自立支援の重要性とその支援の実際、高齢者福祉施設における看護師の役割と業務の特徴、高齢者施設における多職種連携の実際とその機能、高齢者施設における家族への支援とその重要性、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を通した高齢者の意思決定と看取り支援の概要

高齢者に対する以下の日常生活援助の基本と留意点について説明でき、一部実践し、深い考察のもと自身の看護実践に生かすことができる。
健康状態の把握(バイタルサイン測定)、移動介助、食事介助、排泄介助、入浴介助

高齢者の価値観や信念を尊重する姿勢・態度を持ち、対象に合わせたコミュニケーション方法を自ら工夫し、高齢者と関わることができる。
標準レベル






老年看護における標準的な以下の知識を習得し説明できる。
加齢が及ぼす身体的・心理的・社会的影響、在宅高齢者と福祉施設で生活する高齢者の生活状況とその特徴、加齢や認知機能に応じたコミュニケーションの方法の実際と工夫、高齢者を支える保健医療福祉制度の概要と介護保険制度における高齢者施設の役割と機能、高齢者の感染予防対策と安全対策の留意点と実践方法、レクリエーションを通した高齢者の自立支援の重要性とその支援の実際、高齢者福祉施設における看護師の役割、高齢者施設における多職種連携の実際

高齢者に対する以下の日常生活援助の基本と留意点について説明でき、一部実践し、振り返りができる。
高齢者の健康状態の把握(バイタルサイン測定)、移動介助、食事介助、排泄介助、入浴介助

高齢者を尊重する姿勢・態度を持ち、対象に合わせたコミュニケーション方法で高齢者と関わることができる。
基礎レベル
老年看護における基本的な以下の知識を習得し説明できる。
加齢が及ぼす身体的・心理的影響、在宅高齢者と福祉施設で生活する高齢者の生活状況、加齢や認知機能に応じたコミュニケーションの方法、高齢者を支える保健医療福祉制度の概要、高齢者の感染予防対策と安全対策の留意点、レクリエーションを通した高齢者の自立支援の重要性、高齢者福祉施設における看護師の役割

高齢者に対する以下の日常生活援助の基本について見学を通して説明できる。
日常生活援助:高齢者の健康状態の把握、移動介助、食事介助、排泄介助、入浴介助

高齢者を尊重する姿勢・態度を持ち、適切なコミュニケーション方法で高齢者と関わることができる。
4年生前期の実習終了後に合否を提示する
実習の中間および最終日に評価基準にもとづく自己評価を行い、到達状況を確認し、フィードバックを行う
老年看護学概論、老年看護学援助論、老年看護学演習の授業で使用したテキスト、参考書、授業資料、診断・治療学Ⅲの授業資料
生活機能から見た老年看護過程+病態・生活機能関連図 第4版 医学書院 2020 ISBN 978-4260042741
根拠と事故防止からみた老年看護技術 第2版 医学書院 2016 ISBN 978-4-260-02498-3
2年前期:老年看護学概論、老年看護学援助論、2年後期:老年看護学方法論,老年看護学演習,診断・治療学Ⅲ、3年後期~4年前期:老年看護学実習Ⅱ
基礎看護学実習Ⅲ、老年看護学援助論、老年看護学演習の単位取得
月曜日12:10~12:50 16:10~17:00 実習期間中は、下記アドレスまでご連絡ください。
横島  kei-yok-634@u-ths.ac.jp 今村 y-imamura@u-ths.ac.jp  中村 mi-nakamura@u-ths.ac.jp
 徐 jon-seo-425@u-ths.ac.jp
対象が高齢者であるため、体調管理には十分留意すること(実習共通要項参照)。実習前に小児感染症の抗体価、B型肝炎抗体価を測定し陰性の場合、実習に間に合うように予防接種を受けておくこと。インフルエンザの予防接種を受けておくこと。本科目は実務経験のある教員による授業科目である。
予習
事前学習として、加齢に伴う身体的・精神的・社会的変化、高齢者の日常生活援助方法、高齢者のリスクマネジメントと援助方法、高齢者とのコミュニケーション方法、高齢者を支援するための制度・法律、介護老人福祉施設・通所介護の機能や対象者について確認しておくこと。起居動作、歩行介助、食事援助、排泄援助について技術練習を行っておくこと。
復習
実習を通して不足していると思われる知識、技術について、テキスト、参考書、授業資料、事前学習等を活用し、復習する。

授業計画

授業内容
担当教員
1
2週間で実習を行う。 1週間:特別養護老人ホームで生活する高齢者の特徴を理解し、高齢者の日常生活の支援に必要な援助を学修する。 1週間:デイサービス(通所介護)を利用している高齢者の自立支援に向けた援助実践を学修する。 *実習グループを2グループに編成し、1週間ごと2施設で実習を行う。 *詳細は領域別実習要項を参照
横島 今村 中村 徐 



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