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2024年度 シラバス詳細 Detail
老年看護学実習Ⅱ
ナンバリング
HN53134
専門分野
看護学科
必修
単位
2
時間
90
○横島 啓子、今村 嘉子、中村 美幸、徐 廷美
前期
実習
月曜日~金曜日・9:00~17:00
配当年次
4
終末期にある健康障害を持つ老年期にある対象を理解し、個々の状態に応じた看護実践について学ぶ。特に、対象の生活史を踏まえながら、苦痛の緩和やQOLについて考え看取りの看護について考える。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
◎
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
〇
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
〇
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
〇
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
◯
1.健康障害を持つ高齢患者の身体的・社会的側面の課題について説明できる。
2.健康障害を持つ高齢患者の心理的側面について説明できる。
3.高齢患者のニードの未充足に着目し、その人らしさを尊重した援助ができる。
4.退院後の自立した生活あるいは長期入院の生活を視野に入れて、高齢患者や家族に関わることができる。
5.高齢者医療に不可欠なチーム医療の実際について説明できる。
2.健康障害を持つ高齢患者の心理的側面について説明できる。
3.高齢患者のニードの未充足に着目し、その人らしさを尊重した援助ができる。
4.退院後の自立した生活あるいは長期入院の生活を視野に入れて、高齢患者や家族に関わることができる。
5.高齢者医療に不可欠なチーム医療の実際について説明できる。
回復期リハビリテーション病棟または慢性期病棟において、1名の高齢患者を受け持ち、看護過程の展開を通して必要な看護実践を行う。
PBL
(問題解決型学習)
(問題解決型学習)
◯
反転授業
ディスカッション
ディベート
ディベート
グループワーク
〇
プレゼンテーション
〇
実習
フィールドワーク
フィールドワーク
その他
コミュニケーション(10%)、対象理解・看護の展開(45%)、看護実践(25%)、社会資源活用(10%)、その他(10%)
発展レベル
S
受け持ち高齢患者に応じたコミュニケーションや家族支援を含めた看護過程の展開(実践・評価まで)ができる。
加齢現象・認知機能、高齢患者に応じたコミュニケーションができる。健康障害、日常生活機能、高齢患者の特性および家族状況も含めた情報収集ができる。疾患・病状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性および家族状況を含めたアセスメントを行い、未充足同士を関連付けた統合および看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性および家族状況が描かれている。看護計画・看護目標を設定し実践できる。実践した看護計画の内容を評価し、追記・修正ができる。退院後の生活に必要な自立支援や長期入院の生活に必要な社会資源の活用や多職種連携について説明できる(家族支援含む)。
加齢現象・認知機能、高齢患者に応じたコミュニケーションができる。健康障害、日常生活機能、高齢患者の特性および家族状況も含めた情報収集ができる。疾患・病状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性および家族状況を含めたアセスメントを行い、未充足同士を関連付けた統合および看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性および家族状況が描かれている。看護計画・看護目標を設定し実践できる。実践した看護計画の内容を評価し、追記・修正ができる。退院後の生活に必要な自立支援や長期入院の生活に必要な社会資源の活用や多職種連携について説明できる(家族支援含む)。
標準レベル
A
B
B
受け持ち高齢患者に応じたコミュニケーションや看護過程の展開(実践まで)ができる。
加齢現象・認知機能、高齢患者に応じたコミュニケーションができる。健康障害、日常生活機能、高齢患者の特性について情報収集できる。疾患・病状、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性を含めてアセスメントを行い、未充足同士を関連付けた統合および看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性の関連性が描かれている。看護計画・看護目標を設定し実践できる。退院後の生活に必要な自立支援や長期入院の生活に必要な社会資源の活用や多職種連携について説明できる。
受け持ち高齢患者について、加齢現象・認知機能を踏まえたコミュニケーションや看護過程の展開(一部実践まで)ができる。
加齢現象・認知機能を踏まえたコミュニケーションができる。高齢患者の健康障害、日常生活機能、加齢現象・認知機能について情報収集できる。14項目について、疾患・病状、治療、加齢現象・認知機能を含めてアセスメントを行い、看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能の関連性が描かれている。看護計画・看護目標の一部を設定し実践できる。
加齢現象・認知機能、高齢患者に応じたコミュニケーションができる。健康障害、日常生活機能、高齢患者の特性について情報収集できる。疾患・病状、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性を含めてアセスメントを行い、未充足同士を関連付けた統合および看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能、高齢患者の特性の関連性が描かれている。看護計画・看護目標を設定し実践できる。退院後の生活に必要な自立支援や長期入院の生活に必要な社会資源の活用や多職種連携について説明できる。
受け持ち高齢患者について、加齢現象・認知機能を踏まえたコミュニケーションや看護過程の展開(一部実践まで)ができる。
加齢現象・認知機能を踏まえたコミュニケーションができる。高齢患者の健康障害、日常生活機能、加齢現象・認知機能について情報収集できる。14項目について、疾患・病状、治療、加齢現象・認知機能を含めてアセスメントを行い、看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療、加齢現象・認知機能の関連性が描かれている。看護計画・看護目標の一部を設定し実践できる。
基礎レベル
C
受け持ち高齢患者について、基本的なコミュニケーションや看護過程の展開(一部実践まで)ができる。
基本的なコミュニケーションができる。高齢患者の健康障害、日常生活機能について情報収集できる。14項目について、一般的なアセスメントを行い看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療が描かれている。一般的な看護計画・看護目標を一部を設定し実践できる。
基本的なコミュニケーションができる。高齢患者の健康障害、日常生活機能について情報収集できる。14項目について、一般的なアセスメントを行い看護上の問題を抽出できる。関連図は、病態・症状、治療が描かれている。一般的な看護計画・看護目標を一部を設定し実践できる。
4年前期の実習終了後に合否を掲示する。
カンファレンスでの振り返りや、実習の中間および最終日には評価基準に基づいて自己評価を行い到達状況を確認する。
診断・治療学Ⅲの授業資料
老年看護学概論・老年看護学援助論・老年看護学方法論・老年看護学演習の授業で使用した資料
系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版 北川公子編 医学書院 2018 ISBN 9784260031868
系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版 鳥羽研二ほか編 医学書院 2018 ISBN 978-4260031721
老年看護学概論・老年看護学援助論・老年看護学方法論・老年看護学演習の授業で使用した資料
系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学 第9版 北川公子編 医学書院 2018 ISBN 9784260031868
系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 第5版 鳥羽研二ほか編 医学書院 2018 ISBN 978-4260031721
生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 第4版 医学書院 2020. ISBN 978-4260042741
ウェルネスの視点にもとづく 老年看護過程 第2版 医歯薬出版 2019.ISBN 978-4263237342
根拠と事故防止からみた老年看護技術 第3版 医学書院 2020.ISBN 978-4260043267
ウェルネスの視点にもとづく 老年看護過程 第2版 医歯薬出版 2019.ISBN 978-4263237342
根拠と事故防止からみた老年看護技術 第3版 医学書院 2020.ISBN 978-4260043267
2年前期:老年看護学概論、老年看護学援助論 2年後期:老年看護学方法論、老年看護学演習、診断・治療学Ⅲ 3年後期~4年前期:老年看護学実習Ⅰ
老年看護学援助論、老年看護学演習の科目を修得していること合格していること。
月曜日12:10~12:50 16:10~17:00 実習期間中は、下記アドレスまでご連絡ください。
横島 kei-yok-634@u-ths.ac.jp、今村 y-imamura@u-ths.ac.jp 中村 mi-nakamura@u-ths.ac.jp 徐 jon-seo-425@u-ths.ac.jp
横島 kei-yok-634@u-ths.ac.jp、今村 y-imamura@u-ths.ac.jp 中村 mi-nakamura@u-ths.ac.jp 徐 jon-seo-425@u-ths.ac.jp
対象が高齢者であるため、体調管理には十分留意する。実習前に感染症抗体価、B型肝炎の抗体価を測定し陰性の場合、実習に間に合うように予防接種を受ける。インフルエンザの予防接種を必ず受ける。本科目は実務経験のある教員による授業科目である。
予習
事前学習は、加齢変化の特徴、受け持ち高齢患者の病態、症状、治療、看護および高齢者に関する保健医療福祉、介護保険制度を行う。看護技術は、起居動作、歩行援助、食事介助、排泄援助を中心に行う。
復習
受け持ち高齢患者の看護過程の展開を行う中で、不足している知識や課題についてテキストや事前学習を用いて学習する。実習期間中の実習記録は、毎日3~4時間程度の学習時間を要す。
授業計画
授業内容
担当教員
1
月曜日
学内:事前学習の確認、受け持ち高齢患者の病態・症状、治療、看護の学習
横島
今村
中村
徐
2
火曜日
病院:病棟オリエンテーション、受け持ち高齢患者の紹介、情報収集、コミュニケーション
横島
今村
中村
徐
3
水曜日
病院:情報収集、アセスメント、看護ケア・リハビリテーション見学、コミュニケーション
横島
今村
中村
徐
4
木曜日
学内:アセスメント、関連図、統合
横島
今村
中村
徐
5
金曜日
病院:関連図、統合アセスメント、看護ケア・リハビリテーション見学、中間自己評価
横島
今村
中村
徐
6
月曜日
学内:関連図、問題リスト、看護計画
横島
今村
中村
徐
7
火曜日
病院:問題リスト、看護計画、看護計画の実施(指導者とともに実施)・評価・修正
横島
今村
中村
徐
8
水曜日
病院:看護計画、看護計画の実施(指導者とともに実施)・評価・修正
横島
今村
中村
徐
9
木曜日
病院:看護計画、看護計画の実施(指導者とともに実施)・評価
横島
今村
中村
徐
10
金曜日
学内:実習の振り返り(報告会)、最終の自己評価、記録の整理・提出
横島
今村
中村
徐
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