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2024年度 シラバス詳細 Detail

福祉工学
ナンバリング
HR13221
教養科目
理学療法学専攻
選択
単位
1
時間
30
〇今泉 敏、青木 さつき
後期
演習
水曜日1限
配当年次
3
障害者や高齢者が自立生活を営むために必要な福祉用具や生活環境のあり方について理解することを目的とする。そのために、生活環境のあり方について、福祉工学的アプローチに基づく調査あるいは実験的な種々の取り組みについて、また、福祉用具や、生活環境整備の根底にある、ものづくりに対する設計について学習する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
①福祉工学とは何かを説明できる。 
②理学療法士・作業療法士として福祉工学的支援の方法とその利点を説明できる。 
③医療従事者として対象者が必要とする福祉工学的支援を提案できる。
①パワーポイントと配布資料により授業を進める。
②授業形態:教員による講義と並行して、学生主体の反転事業・プレゼンテーションを行う
③アクティーブラーニング:例えばスマホと社会生活といった特定のテーマに絞って学生自身が調査し討論し、開発者の考え、人々(特に障害者)にとっての活用価値、現時点での欠点と改良可能性を議論する。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
基礎課題60%,発展課題40%
発展レベル
基本・標準レベルに加えて,以下の項目に関して自分の考えを多面的・論理的に示すことができること。
S:基礎課題成績が90%以上で発展課題成績が80%以上であること。
発展課題の例:
1)最も関心のある障害を対象に,ICFの視点から日常生活支援・社会参加支援に有効な福祉工学的手段を提案しなさい。
2)AIロボット達が活躍するスマートシティ構想にあなた自身が最も期待する点は何か,心配する課題は何か,根拠を含めて考えを述べなさい。
標準レベル






基本レベルに加えて以下の項目を説明できること。
A:基礎課題成績が80%以上で発展課題成績が60%以上であること。
B:基礎課題成績が70%以上で発展課題成績が40%以上であること。
車いすのニーズとシーズ
残存機能と制御方式からみた適応可能性
機能を引き出す福祉工学
ICFに基づく自立生活支援福祉工学
AIロボットの活躍と課題
コミュニケーション発達支援工学
医療専門職として福祉工学への提案
基礎レベル
以下の項目を説明できること。
C:基礎課題成績が60%以上であること。
ニーズとシーズの相互関係
障害を乗り越えるためのニーズとシーズ
バリアフリーデザインの考え方
国際規格,国内規格,特許の意義
移動機能,作業機能の福祉工学的支援
コミュニケーション機能の福祉工学的支援
自立生活支援の福祉工学
AI時代の福祉工学の展望と課題
基礎課題と発展課題で成績をつける。
基礎課題を授業内に行い即集計し全員で考察する。
発展課題は次回の授業でフィードバックを行う。
毎回,資料及び課題として電子配信する。
1)ICFの視点に基づく自立生活支援の福祉用具、中央法規、ISBN978-4-8058-8229-0
なし
今泉 敏 毎週火曜日12:00-13:00 青木 さつき 毎週月曜日12:10-13:00  質問・相談はメールで随時受け付る。
予習
15時間:あらかじめ配布される講義資料を印刷し予習しておくこと。
復習
15時間:発展課題に挑戦すること。

授業計画

授業内容
担当教員
1
リハビリテーションと福祉工学 ニーズを見出す
今泉、青木
2
シーズを生み出す
今泉、青木
3
シーズとニーズの循環的関係
今泉、青木
4
反転授業: 車いすのニーズとシーズ
今泉、青木
5
デザインの視点で社会と個人を考える
今泉、青木
6
福祉工学と国際規格
今泉、青木
7
個と社会を繋ぐ福祉工学
今泉、青木
8
反転授業:制御方式からみた適応可能性
今泉、青木
9
機能活用と福祉工学: 発話支援工学
今泉、青木
10
機能活用と福祉工学:聴覚・視覚支援工学
今泉、青木
11
機能活用と福祉工学:コミュニケーション発達支援工学
今泉、青木
12
反転授業:自立生活支援の福祉工学
今泉、青木
13
AI時代の福祉工学:活躍するロボットたち
今泉、青木
14
AI時代の福祉工学:スマートシティ構想
今泉、青木
15
反転授業:医療専門職として福祉工学への提案
今泉、青木



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