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2024年度 シラバス詳細 Detail

薬理学
ナンバリング
HR22213
専門基礎科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
齋藤 文仁
後期
講義
木曜日(遠隔配信)
配当年次
2
薬物の使用目的、効能、使用方法、禁忌事項などについて理解することを目的とする。具体的には、薬物の使用目的については、疾患の原因を取り除く原因療法、体内に欠乏する物質を補う補充療法、疾患の原因を取り除くことができなくとも病気による不快な症状を取り除く対症療法、インフルエンザワクチンなどのような予防接種等について学習する。また、高血圧、糖尿病、精神病など、リハビリテーションの対象となる疾患のための薬物については、訓練との関係から禁忌事項などについても学習する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
1) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患における薬物治療について説明できる。
2) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患に使用される薬物の作用機序を説明できる。
3) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患に使用される薬物の薬物動態を説明できる。
4) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患に使用される薬物の有害反応を説明できる。
5) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患に使用される薬物の理学療法・作業療法における注意点を説明できる。
6) 学生は理学療法・作業療法に関連する疾患に使用される薬物の情報を調べることができる。
7) 学生は薬物の誤用・濫用、薬害について説明できる。
①パワーポイントによる解説動画と配布資料により授業を進める。
②授業形態:アーカイブ視聴形式
③アクティブラーニング:講義動画視聴後に関連項目の演習問題、課題レポートを作成する。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
毎回の小テストと課題 100%
発展レベル
課題に対して多角的に調べる能力と高い問題解決能力、講義内容と関連項目に対する高い理解度

例: 
複数の資料から情報を精査し、理解したうえで統合・出力するレポート作成能力 
能動的に発展的な学習を授業内容に立脚して実行できる能力
小テストに対する高い正解率(90~100%)
標準レベル






資料を正確に理解する能力と講義内容の高い理解度

例: 
第3者が理解しやすいレポート作成能力
継続的に講義を受講し、内容を理解し、小テストで正解する能力(A: 80~89%; B: 70~79%)
基礎レベル
最低限の講義参加と標準的な講義内容の理解度

例: 
最低限の提出回数と最低限の情報を盛り込んだレポート
標準的な講義内容の理解度を反映した小テストの正解率(60~69%)
課題回収後に、特筆事項がある場合には文書にてフィードバックを行う。
テキストは指定しない。講義時にプリントを配布する。
図書館(学内あるいは公立図書館)で薬理学関連の書籍を一読することを強く薦めます。 1) 標準薬理学 第8版(2021) 医学書院; 2) New薬理学 改訂第7版(2017) 南江堂; 3) イラストレイテッド 薬理学 原書第6班(2016) 丸善; 4) FLASH 薬理学 (2021) 羊土社 このリスト以外にも多くの参考書となる書籍があります。どれでも構いません。この中では 3)と 4) が読み易いと思います。特に4)はコストパフォーマンスが良いです。
なし
講義動画視聴後、不明な点は随時メールにて質問を受け付けます。(f-saitowアットマークnms.ac.jp)
予習
原則として授業前に講義内容に関連する項目を予習をすること(60分)
復習
授業内容の復習とともに、関連項目についても理解を深めて、課題・レポートを各自作成すること(120分)

授業計画

授業内容
担当教員
1
薬理学総論:薬物受容体の概念、用量反応曲線
齋藤
2
薬理学総論:神経伝達物質と受容体、細胞内情報伝達
齋藤
3
臨床薬理学:薬物動態学
齋藤
4
薬理学各論:アレルギー・炎症、呼吸器系疾患治療に使用する薬物
齋藤
5
薬理学各論:感染症・がん治療に使用する薬物
齋藤
6
薬理学各論:循環器系疾患治療に使用する薬物
齋藤
7
薬理学各論:代謝疾患治療に使用する薬物
齋藤
8
全体の振り返りと添付文書の読み方
齋藤



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