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2024年度 シラバス詳細 Detail
理学療法技術論C(小児中枢神経系)
ナンバリング
HR33214
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
古谷 槙子
後期
講義
火曜日2限
配当年次
3
脳性麻痺を始めとした小児の中枢神経疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的には、新生児から月齢の進行に伴う正常発達を踏まえた上で、小児の姿勢発達・運動発達を中心に、その変化を的確に捉えられるように学習する。そして、脳性小児麻痺や遺伝に伴う疾患を始めとする小児患者の特徴について、また、児童を取り巻く家庭や社会の多様な問題点を考慮しながら、その理学療法について学習する。また、小児の治療に特徴的なファシリテーションテクニックについても学ぶ。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
◎
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
1.小児理学療法の特性、対象となる疾患について説明できる
2.定型発達児の発達と反射について説明できる
3.各疾患の病態や経過について説明できる
4.各疾患の理学療法評価方法、理学療法介入の考え方について説明できる
2.定型発達児の発達と反射について説明できる
3.各疾患の病態や経過について説明できる
4.各疾患の理学療法評価方法、理学療法介入の考え方について説明できる
基本的には、パワーポイントと配布印刷物を用いて講義形式で授業を行う。
各授業に関連した内容についてグループでディスカッションを行う場合がある。
各授業に関連した内容についてグループでディスカッションを行う場合がある。
PBL
(問題解決型学習)
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
ディベート
〇
グループワーク
〇
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
フィールドワーク
その他
期末試験(筆記)の成績90%、授業内課題の成績10%とし、総合して評価する。
発展レベル
S
学修目標に記載されている1.~4.について十分理解し、説明することができる。
定型発達児に関する発達や各疾患の病態や経過を理解したうえで、理学療法評価方法・介入について具体的に説明することができる。
「標準レベル」の内容について、9割以上理解し、説明することができる。
定型発達児に関する発達や各疾患の病態や経過を理解したうえで、理学療法評価方法・介入について具体的に説明することができる。
「標準レベル」の内容について、9割以上理解し、説明することができる。
標準レベル
A
B
B
学修目標に記載されている1.~4.について7割以上理解し、説明することができる。
1.小児理学療法の特性、対象となる疾患について説明できる
2.定型発達児の発達と反射について説明できる
2.の発達と反射については、成長に伴う流れや関連について正しく説明できる。
3.各疾患の病態や経過について説明できる
4.各疾患の理学療法評価方法、理学療法介入の考え方について説明できる
3.4.に含まれる各疾患は、1)脳性麻痺、2)小児神経・筋疾患(主に筋ジストロフィー、ダウン症、てんかん)、3)小児整形外科疾患(主に二分脊椎、ペルテス病、4)発達障害児(自閉症、ADHDなど)である。
1)~4)の疾患の病態や経過、理学療法評価・介入について正しく説明できる。
1.小児理学療法の特性、対象となる疾患について説明できる
2.定型発達児の発達と反射について説明できる
2.の発達と反射については、成長に伴う流れや関連について正しく説明できる。
3.各疾患の病態や経過について説明できる
4.各疾患の理学療法評価方法、理学療法介入の考え方について説明できる
3.4.に含まれる各疾患は、1)脳性麻痺、2)小児神経・筋疾患(主に筋ジストロフィー、ダウン症、てんかん)、3)小児整形外科疾患(主に二分脊椎、ペルテス病、4)発達障害児(自閉症、ADHDなど)である。
1)~4)の疾患の病態や経過、理学療法評価・介入について正しく説明できる。
基礎レベル
C
「標準レベル」の内容について、6割以上理解し、説明することができる。
全講義終了後の翌週に期末試験を行う。
授業内容については授業時またはオフィスアワーを中心に実施する。
改訂第3版 小児理学療法学テキスト 細田多穂 監修 南江堂 ISBN978-4-524-25533-7
小児理学療法学 15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 石川朗 総編集 中山書店
小児リハ評価ガイド 統合と解釈を理解するための道しるべ 楠本泰士 編集 メジカルビュー社
イラストでわかる小児理学療法 上杉雅之 監修 医歯薬出版
小児リハ評価ガイド 統合と解釈を理解するための道しるべ 楠本泰士 編集 メジカルビュー社
イラストでわかる小児理学療法 上杉雅之 監修 医歯薬出版
解剖学 生理学 運動学 人間発達学 小児科学 理学療法技術論D(神経筋疾患)
1年次および2年次の必修科目の単位修得
月曜日(12:00~13:00) S201研究室 講義内容に関する質問がある場合、時間を作りますので事前に連絡をください。
なし
予習
事前に教科書の該当範囲に目を通し、わからない用語は調べておくこと。毎授業開始前週に1時間は必要である。
復習
講義資料と教科書を見直して内容を自分のものとする。毎授業終了後、週に2時間は必要である。
授業計画
授業内容
担当教員
1
小児理学療法の目的と歴史、リハビリテーション
古谷
2
運動発達の分析:姿勢反射・反応の発達
古谷
3
運動発達の分析:粗大運動・微細運動の発達
古谷
4
運動障害をきたす小児(1):脳性麻痺児の発達
古谷
5
運動障害をきたす小児(1):脳性麻痺児の評価 ・治療
古谷
6
運動障害をきたす小児(2):神経・筋疾患の評価・治療
古谷
7
運動障害をきたす小児(3):整形疾患などの評価・治療
古谷
8
小児に関するトピックス(福祉機器・発達障害など)
古谷
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