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2024年度 シラバス詳細 Detail

理学療法技術論D(神経筋疾患)
ナンバリング
HR33215
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
2
時間
30
〇松本 直人、古谷槙子、佐藤宏幸
後期
講義
火曜日3限
配当年次
3
神経筋疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的には、理学療法の対象として頻度の高いパーキンソン病、ギランバレー症候群、進行性筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症などの難病、神経・筋障害の病態、及びこれらに係る検査・測定法、評価法、理学療法治療法について、系統的に学習する。また、疾患の急性期から慢性期まで、経過を追って学習する。更に、進行性疾患や難病患者の心理的問題や社会制度にも触れ、総合的な対応ができるように学習する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
1.神経筋疾患の病態と障がい内容について説明できる
2.各疾患の急性期から慢性期までの経過を説明することができる
3.各疾患の必要な検査・測定法、評価法を選択できる
4.各疾患の病期に対応した理学療法治療法を選択し、組み立てることができる
教科書及びMRI画像、生活場面での写真資料を使用した講義を行う。
講義テーマに即して適宜、ブレインストーミング、グループでディスカッションを行う場合がある。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
ブレインストーミング
期末テストの結果(100%)
発展レベル
学修目標に記載されている1.~4.について十分理解し、説明することができる。
各神経筋疾患に関する病態や経過を理解したうえで、必要な検査・測定法、評価法、理学療法治療法について具体的に説明することができる。
「標準レベル」の内容について、9割以上理解し、説明することができる。
標準レベル






学修目標に記載されている1.~4.について7割以上理解し、説明することができる。
1.神経筋疾患の病態と障がい内容について説明できる
2.各疾患の急性期から慢性期までの経過を説明することができる
3.各疾患の必要な検査・測定法、評価法を選択できる
4.各疾患の病期に対応した理学療法治療法を選択し、組み立てることができる
1.~4.に含まれる神経筋疾患は、1)パーキンソン病、2)ギランバレー症候群、3)進行性筋ジストロフィー、4)脊髄小脳変性症、5)筋萎縮性側索硬化症、6)多発性硬化症である。
1)~6)の疾患の病態や経過、必要な検査・測定法、評価法、理学療法治療法について説明できる。また、病態や経過に応じた検査、治療法についても説明できる。
基礎レベル
「標準レベル」の内容について、6割以上理解し、説明することができる。
定期試験期間内に行う。
授業内容については授業時またはオフィスアワーを中心に実施する。
改定第2版 神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ MEDICAL VIEW ISBN978-4-7583-1938-6要購入
図解 理学療法検査・測定ガイド 文光堂
運動療法学(中枢神経系) 理学療法技術論C(小児中枢神経系)
1年次および2年次の必修科目の単位修得
松本:月曜日(11:30~13:00) W424研究室、古谷:月曜日(12:10~12:40)
予習
神経内科学、神経解剖学、神経生理学などの基礎知識をまとめて正常な神経機能を整理しておくこと。神経の萎縮、脱落、変性について整理して授業に臨むこと(30時間)
復習
責任病巣及び筋や神経の病変からもたらされる病態と臨床症状について復習すること(30時間)。

授業計画

授業内容
担当教員
1
総論・神経筋疾患の病態① (中枢神経障害・末梢神経障害)
松本
2
神経筋疾患の病態② (指定難病と理学療法の対象疾患)
松本
3
神経筋疾患の病態③ (神経変性の臨床像)
松本
4
神経筋疾患の病態④ (神経難病の障害像)
松本
5
神経筋疾患の病態⑤ (脳幹の機能局在とパーキンソン病の理学療法評価・治療1)
松本
6
進行性筋ジストロフィーの理学療法評価・治療 1
古谷
7
進行性筋ジストロフィーの理学療法評価・治療 2
古谷
8
進行性筋ジストロフィーの理学療法評価・治療 3
古谷
9
神経疾患の病態⑥ まとめ
松本
10
パーキンソン病の理学療法評価・治療
佐藤
11
脊髄小脳変性症の理学療法評価・治療 
佐藤
12
筋萎縮性側索硬化症の理学療法評価・治療 
松本
13
多発性硬化症の理学療法評価・治療 1
松本
14
多発性硬化症の理学療法評価・治療 2
松本
15
ギランバレー症候群の病態と理学療法
松本



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