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2024年度 シラバス詳細 Detail

運動療法学(外傷性疾患)
ナンバリング
HR33221
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
30
〇松井 伸子、川井 謙太朗
後期
演習
Aクラス 金曜日2限、Bクラス 金曜日1限
配当年次
3
脊髄損傷などの外傷性運動器疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な技術を身につけることを目的とする。具体的には、脊髄損傷、切断の整形外科疾患に関して、治療原理と治療手技について実技を交えて学習する。各疾患の急性期・回復期・慢性期における、リスク管理、治療アプローチはそれぞれ異なっているため、実際の臨床の場面で各疾患の患者の状態に合わせ、治療アプローチを選択し、実施できる技術を身につけ、患者を指導できるように学習する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
神経学的評価から残存機能髄節を判断し、最終獲得機能と関連づけることができる。
合併症について理解し、理学療法士としての管理方法を述べることができる。
運動療法の流れと到達目標について述べることができる。
社会復帰後の生活および活動について考えることができる。
パワーポイント、視覚的メディア、配布資料を用いて説明し、講義と実技を交えながら進めていく。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
筆記試験100%
発展レベル
標準レベルまでの知識に基づいて、各疾患の急性期・回復期・慢性期における、リスク管理、治療アプローチ、合併症について理解し、各レベルごとの動作を模倣することができ、対象者に対して援助方法を的確に実践できる。
脊髄の解剖、脊髄損傷の理学療法評価(ASIA、Zancolli、AIS、Frankel分類 )、機能的予後予測、合併症(褥瘡、関節拘縮、異所性骨化、呼吸器合併症、末梢循環合併症、痙性、排尿排便機能、自律神経過反射、性機能)、損傷高位とADL、急性期運動療法(ポジショニング、四肢・胸郭可動域、座位)、回復期運動療法(起居移動動作、日常生活活動)、余暇活動

標準レベル






これまで学修してきた外傷性疾患に関連した科目内容を踏まえ、脊髄損傷などの外傷性運動器疾患の理学療法が行えるようになるため、治療原理と治療手技について実技を交えて学修し、各疾患の急性期・回復期・慢性期における、リスク管理、治療アプローチ、合併症について理解することができる。
脊髄の解剖、脊髄損傷の理学療法評価(ASIA、Zancolli、AIS、Frankel分類 )、機能的予後予測、合併症(褥瘡、関節拘縮、異所性骨化、呼吸器合併症、末梢循環合併症、痙性、排尿排便機能、自律神経過反射、性機能)、損傷高位とADL、急性期運動療法(ポジショニング、四肢・胸郭可動域、座位)、回復期運動療法(起居移動動作、日常生活活動)、余暇活動
基礎レベル
これまで学修してきた外傷性疾患に関連した科目内容を踏まえ、特に解剖学、生理学、運動学等の基礎科目を理解したうえで担当教員の助言や指導のもと外傷性疾患の運動療法を理解することができる。
脊髄の解剖、脊髄損傷の理学療法評価(ASIA、Zancolli、AIS、Frankel分類 )、機能的予後予測、合併症(褥瘡、関節拘縮、異所性骨化、呼吸器合併症、末梢循環合併症、痙性、排尿排便機能、自律神経過反射、性機能)、損傷高位とADL、急性期運動療法(ポジショニング、四肢・胸郭可動域、座位)、回復期運動療法(起居移動動作、日常生活活動)、余暇活動
期末試験期間に実施
課題内容に不足がある場合には、授業中に補足しながら進めていく。
・岩﨑洋 著 脊髄損傷理学療法マニュアル第3版 文光堂 ISBN:978-4-8306-4581-5
・病気がみえる 脳・神経Vol.7 第2版 メディックメディア ISBN978-4-89632-686-4
・二瓶隆一 他、編著 頸髄損傷のリハビリテーション改訂第3版 協同医書出版社 ISBN:978-4-7639-0040-1
・神奈川リハビリテーション病院脊髄損傷リハビリテーションマニュアル編集委員会 脊髄損傷リハビリテーションマニュアル第3版 医学書院 ISBN:978-4-260-03696-2  
その他、適宜紹介します。
解剖学、生理学、運動学、評価学、整形外科学、日常生活活動学・演習、理学療法技術論、運動療法学、装具学
なし
松井:月曜日 12:10~12:50 (S321)  川井:月曜日 12:10~12:50  (S203)
・予習復習を行うこと。
・実技の時は動きやすい服装で臨むこと。
予習
次回授業内容について教科書に目を通しておくこと。(毎回授業開始前30分)
復習
授業中に配布したプリント、教科書を用いて見直しを行うこと。(毎回授業終了後30分)

授業計画

授業内容
担当教員
1
脊髄の解剖、脊髄損傷の疫学
松井、川井
2
脊髄損傷の理学療法評価と機能的予後予測①
松井、川井
3
脊髄損傷の理学療法評価と機能的予後予測②
松井、川井
4
脊髄損傷の合併症と管理(褥瘡・関節拘縮・異所性骨化)
松井、川井
5
脊髄損傷の合併症と管理(呼吸器合併症・痙性・末梢循環合併症)
松井、川井
6
脊髄損傷の合併症と管理(急性期排尿機能・慢性期排尿機能・排便機能)
松井、川井
7
脊髄損傷の合併症と管理(自律神経過反射・発汗体温調節・性機能)
松井、川井
8
損傷高位とADL
松井、川井
9
外傷性疾患に対する急性期運動療法(ポジショニング)
松井、川井
10
外傷性疾患に対する急性期運動療法(四肢・胸郭可動域)
松井、川井
11
外傷性疾患に対する回復期前期運動療法(座位)
松井、川井
12
外傷性疾患に対する回復期前期運動療法(起居・移動・移乗動作)
松井、川井
13
外傷性疾患に対する回復期後期運動療法(起居・移動・移乗動作)
松井、川井
14
外傷性疾患に対する回復期後期運動療法(日常生活活動)
松井、川井
15
外傷性疾患に対する車椅子・在宅・スポーツ
松井、川井



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