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2024年度 シラバス詳細 Detail

作業療法管理学
ナンバリング
HR42106
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
〇野本義則 生方剛
前期
講義
月曜日 1時限目
配当年次
2
医療保険制度・介護保険制度を理解し、作業療法部門の管理運営、及び作業療法士としての人材像を理解するとともに作業療法教育に必要な能力を培うことを目的とする。具体的には、医療保険制度・介護保険制度を踏まえて作業療法部門の人事・予算・物品・部門開設などの管理運営に関する事項について学習し、また、臨床の現場で作業療法士に求められる高い倫理観や生涯学習の必要性、後輩の育成の方法について、日本作業療法士協会の倫理規定などに沿って学習する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
保健医療職の一員としての作業療法士の倫理を説明できる。
研究倫理について説明できる。
作業療法部門の管理、運営の基礎、安全管理を説明できる。
作業療法士関連の法律を説明できる。
医療保険制度、介護保険制度について説明できる。
講義形式
学生発表形式
TINSおよびClassroomを用いる。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
定期試験50% レポート20% 小テスト30% 課題の期日と形式が守られない場合は評価の対象とならない。
発展レベル
標準レベルの知識に基づき,具体的な事例について課題を解決することができる..
標準レベルで学んだ倫理に基づき行動することができる.
標準レベルで学んだ危険予知に基づき行動することができる.
標準レベル






以下の項目について説明できる.
・倫理とは ・OT学生として望まれる身だしなみ ・OT学生として望まれる患者さん、実習指導者、教員への立ち居振る舞い・学生の資質・学習効果 ・グループ学習の目的 ・これからの学習・プレゼンテーション 
・職業倫理 ・日本作業療法士協会倫理綱領 ・作業療法士の職業倫理指針 ・ヒポクラテスの誓い ・ナイチンゲール誓詞 ・ヘルシンキ宣言(第7次改訂) ・COI 利益相反 ・リスボン宣言 ・日本作業療法士協会の役割と生涯教育制度・認定作業療法士と専門作業療法士・日本の医療制度:診療報酬制度 疾患別リハビ 回復期リハ病棟 ・介護保険:目的と理念:仕組み 申請から認定 第1号被保険者と第2号被保険者 ケアマネージャー ケアプラン(サービス計画) 居宅介護サービスの種類 訪問型サービス訪問リハビリテーションの役割(医療保険と介護保険の違い)デイサービス・デイケア・認知症対応型通所介護 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設の役割 介護医療院 福祉用具(貸与と販売、福祉用具選定の判断基準) 住宅改修      介護保険の特定疾患とその概要 ・有料老人ホームと介護付き有料老人ホーム、ケアハウス、グループホーム ・地域包括ケアシステムの理念と構成要素 地域包括支援センターの目的と役割 ・地域ケア会議の役割と機能 ・障害者総合支援法の概要とサービスの種類 ・OT教育課程 ・臨床実習の目的と到達目標 ・学生評価 ・診療(作業療法)参加型実習 ・教育目標:認知領域、精神運動領域、情意領域 ・作業療法士のキャリア開発 ・専門職の学び ・国際貢献 ・感染対策:基礎知識、スタンダードプレコーション、感染経路別予防策・職場管理 ・危険予知
プレゼンテーション,反転授業に取り組む.
基礎レベル
以下の項目について基本的な内容を説明できる.
・作業療法学生に求められる倫理 ・作業療法教育 ・医の倫理、専門職にとっての職業倫理 
・医療保険、関連法規 ・臨床実習指導、後輩育成、感染対策、学生の資質
全講義終了後
講義内でフィードバックを行う。
『作業療法管理学入門 第2版』大庭潤平編 医歯薬出版 ISBN:978-4-263-2642-7
『作業療法学全書改定第3版第1巻「作業療法概論」』杉原素子編 共同医書出版 2010 ISBN:978-4-7699-2118-5
作業療法概論 生命倫理 医療安全管理 
なし
野本:月曜日 12:10~13:00 W414 来室の前にアポイントメントをとると良い。 y-nomoto@u-ths.ac.jp
生方:月曜日 12:10-12:50 学習相談はメール(tsu-ubu-379@u-ths.ac.jp)にてお待ちしています。
TINS,Classroomを使用するので、指示に従い登録してください。
予習
各授業該当内容について事前に調べ学習を行い、質問などを明確にしておくこと(毎授業前2時間)
復習
講義資料を見直して内容を自分のものとする(毎授業終了後2時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
オリエンテーション、作業療法学生に求められる倫理 
野本
2
作業療法学生に求められる倫理 
野本
3
作業療法教育 PBL CBLなど 
野本
4
作業療法教育 PBL CBLなど
野本
5
作業療法教育 プレゼンテーション法
野本
6
医の倫理、専門職にとっての職業倫理
野本
7
日本作業療法士協会の倫理綱領、作業療法倫理指針
野本
8
研究倫理
野本
9
医療安全のマネジメント
生方
10
作業療法業務のマネジメント
生方
11
作業療法の役割と職域
生方
12
診療報酬 医療保険
野本
13
介護保険
野本
14
臨床実習指導
野本
15
後輩育成と生涯学習
野本



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