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2024年度 シラバス詳細 Detail

作業療法評価学A(身体)
ナンバリング
HR42107
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
〇木村 奈緒子 
前期
講義
月曜日2限
配当年次
2
身体障害領域の作業療法を行う上で必要な各種の検査・測定に基づく評価法、及び対象者の問題点や利点と、それらの相互関係を理解できるようになることを目的とする。具体的には、種々の身体機能評価法の基本的知識を学習し、身体機能と基本動作や日常生活動作の関連についても、国際生活機能分類に沿った整理、統合の方法をもとに学習する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
①作業療法における評価の必要性を理解する。
②身体機能評価法における基本的考え方を理解する。
③評価のための各種の検査・測定について説明できる。
講義を中心に行うが、デモンストレーション等も交えて必要に応じて学生の能動的な学びを促進する
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
・定期試験 60% ・実技試験・レポート 40%
発展レベル
標準レベルで示した内容に対し、より円滑かつ主体的に実行できる。
課題レポートなどは、より専門的な視点で論理的な構成で作成し、発表においては説明、役割遂行、質疑応答が円滑できる
標準レベル






A 与えられた課題は時間内、必要に応じて時間外で作成し、学生間でコミュニケーションをとりながら期日までに完成できる。必要に応じて教員に指導・援助を求めることができる。
B 作業療法における評価の種類や目的を列挙できる。
対象者の映像から作業療法士としての視点で簡単なコメントができる。
1年生までに修得した簡単な専門用語による表現ができる。
医療職、作業療法士としての礼節やふるまいについて説明できる。
作業療法評価とその統合解釈についての必要性の理解ができる。
基礎レベル
標準レベルで示した内容の6割を実行できる(たびたび教員から指導を受けながらできる)
筆記は期末試験期間中に行うが、実技テストは習得状況を確認しながら随時行う。
口頭および紙面にて行う
① 能登真一 他編、作業療法評価学(医学書院) ISBN978-4-260-03003-8 C3347
② 津山直一・中村耕三 訳 新徒手筋力評価法(協同医書) ISBN978-4-7639-0038-8 C3047
③ ベッドサイドの神経の診かた(南山堂) ISBN978-4525247980  
④ 吉川ひろみ訳 COPM-カナダ作業遂行測定(大学教育出版)ISBN978-4-88730-724-7
作業療法評価学A演習
なし
木村:月曜12:30~13:00 左記時間以外はメールn-kimura@u-ths.ac.jpにて要相談
予習
教科書の指定された場所を読み、関連する基礎医学系知識の復習をしておくこと(15時間)
復習
基礎医学系知識と評価の知識が積み重なるようにもう一度教科書の該当箇所を熟読する(15時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
オリエンテーション・他者を観る・評価法における基本的考え方
木村
2
OTが行う評価(身体機能を中心に)
木村
3
OTが行う評価(ADL・QOLを中心に)
木村
4
面接評価・観察
木村
5
意識・バイタルサイン
木村
6
関節可動域 概論
木村
7
関節可動域 実技編(上肢・手指)
木村
8
関節可動域 実技編(手指・下肢)
木村



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