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2024年度 シラバス詳細 Detail

作業療法評価学C(発達)
ナンバリング
HR42111
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
〇古田 常人、 青木 さつき
前期
講義
火曜日3限
配当年次
2
発達障害領域の作業療法を行う上で必要な各種検査・測定に基づく評価法、及び対象児の問題点や利点と、それらの相互関係を理解できるようになることを目的とする。具体的には、人間発達学で学んだ正常発達の知識を整理するとともに、脳性麻痺を始めとした対象児の疾患及び障害像を踏まえ、各種の発達検査や、遊びの場面を通じた観察評価の方法などについて学習する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
発達期領域における作業療法評価で用いる各種検査の特徴を他者に説明できる.
定型発達に基づいた検査と発達期領域の各障害の特性に基づいて必要な検査を選択できる.
観察による評価の概要を説明できる.
教科書による座学、実技、学生によるプレゼンテーション、動画で観察を行う。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
グループ発表と質疑応答(40%)、期末試験(筆記)(60%)
発展レベル
標準レベルで示した内容を9割程度説明できる。
標準レベル






下記内容に関して、8割から7割程度説明できる。
発達障害領域の作業療法を行う上で必要な各種検査・測定に基づく評価法、及び対象児の問題点や利点と、それらの相互関係を理解できる。
・発達期領域における作業療法評価で用いる各種検査の特徴を他者に説明できる.
・定型発達に基づいた検査と発達期領域の各障害の特性に基づいて必要な検査を選択できる.
・観察による評価の概要を説明できる.
基礎レベル
標準レベルで示した内容を6割程度説明できる。
全講義終了後の翌週に期末試験を行う。
能登真一他編 「標準作業療法学 専門分野 作業療法評価学 第3版」 医学書院 ISBN:978-4-260-03003-8
神作一実編「作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト発達障害作業療法学(第3版)」メジカルビュー社 ISBN978-4-7583-2047-4
なし
古田:水曜日12:10-13:00、青木:月曜日12:10-13:00
正当な理由なく遅刻した場合3回で欠席1回とする。
予習
授業で扱う内容に関して,教科書や配布の資料を確認しておくこと(30分程度)
復習
検査についての発表準備、観察レポート作成(35分)、各回30~60分程度授業内容を振り返ること。

授業計画

授業内容
担当教員
1
オリエンテーション、発達期領域の各疾患、障害の概要
4/9(火) 古田
2
発達期評価の基本的考え方と方法
4/16(火) 古田
3
作業療法評価 運動発達
4/23(火) 古田
4
定型発達に基づく評価のしかた(発達検査、知能検査) 
5/7(火) 青木
5
障害の特性に合わせた評価のしかた(発達障害、自閉症スペクトラム障害) 
5/14(火) 青木
6
作業療法評価 認知機能
5/21(火) 古田
7
障害の特性に合わせた評価のしかた(脳性麻痺)、観察による評価のしかた 観察のポイント
5/28(火) 古田
8
観察による評価(動画)
6/4(火) 古田



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