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2024年度 シラバス詳細 Detail

地域リハビリテーション学
ナンバリング
HR43229
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
2
時間
30
○小島 基永、吉井 智晴、生方 剛、今井 孝、石橋 光平 (オムニバス)
後期
講義
火曜日4限
配当年次
3
超高齢社会の進行などに伴って、リハビリテーションを必要とする高齢者や障害のある人が住みなれた地域で、そこに住む人々と関わりながら生活ができるように支援するための地域でのリハビリテーションサービスについて理解することを目的とする。具体的には、高齢者や障害のある人が自宅で生活するために、地域の行政や老人保健法及び介護保険法・障害者自立支援法などを活用した医療や保健、福祉におけるリハビリテーションによる支援の在り方について学修する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
地域リハビリテーションの定義、活動理念、関連領域とシステム、さらに直接的サービスの現状と課題について理解した上で、地域におけるリハビリテーションの専門職による支援の在り方を説明できる
講義と演習
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
定期試験80%、課題(授業内レポート等)20%
発展レベル

標準レベルで示した内容を9割以上説明できる。
標準レベル






令和6年版理学療法士作業療法士国家試験出題基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24935.html(2023年1月6日確認)に基づく次の領域で、
各授業にて学修する地域リハビリテーションに関することについて8割~7割程度、説明できる。
1保健医療福祉
 A 医療
  d チーム医療、多職種連携(第6,7,8回:吉井)
 B 保健
  a 保健予防の概念(一次・二次・三次予防)(第4回:小島)
  b 健康管理、健康増進(第4回:小島)
 C 医療・福祉制度
a 医療保険制度(第6回:吉井)
b 公的扶助制度(第2回:小島)
c 介護保険制度(第3回:小島)(第6,7回:吉井)(第12,13回:今井)
 D 関連法規
a 医事法規
   ① 医療法(第6回:吉井)
   ② 理学療法士及び作業療法士法(各担当の各回にて適宜)
  b 保健衛生法規
   ① 地域保健法:(第6回:吉井)
   ② 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉(第10,11回:生方)
  c 福祉関係法規
   ① 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉(第2回:小島)(第5回:石橋)
   ② 児童福祉法(第2回:小島)(第5回:石橋)(第14,15回:今井)
   ③ 身体障害者福祉法(第2回:小島)(第5回:石橋)(第12,13回:今井)
   ④ 知的障害者福祉法(第2回:小島)(第5回:石橋)
   ⑤ 老人福祉法(第2回:小島)
   ⑥ 障害者の雇用の促進等に関する法律〈障害者雇用促進法〉(第10,11回:生方)(第12,13,14,15回:今井)
   ⑦ 発達障害者支援法(第14,15回:今井)
2 リハビリテーション概論
 A 理念
  b ノーマライゼーション・自立生活〈independent living、IL〉(第1回:小島)
  d 総合リハビリテーション(第6,7,8,9回:吉井)
 C 患者・障害者の心理・社会的側面
  d 自立支援、就労支援・両立支援(第8,9回:吉井)
 D リハビリテーション医療
  d リハビリテーションプログラム(各担当の各回にて適宜)、クリニカルパス(第4回:小島)(第6回:吉井)
 E リハビリテーションの諸相
  e 地域リハビリテーション(各担当の各回にて適宜)
 F 地域包括ケアシステム
  a CBR 〈community based rehabilitation〉(第4回:小島)

基礎レベル

標準レベルで示した内容を6割程度、説明できる。
定期試験時期に行う
授業内レポートについてはその返却時、その他はオフィスアワーを中心に行う。
地域リハビリテーション論(Ver. 6) 大田仁史 他 三輪書店 ISBN978-4-89590-518-3 
リハビリテーション概論、地域理学療法学、地域理学療法実習
なし
小島:月,12:10-12:40, W416、 吉井:月,12:10-12:50, W423
生方:水,12:20-12:50, W401、 今井:水,12:15-12:50, W401
リハビリテーション概論の知識を基盤として学修をすすめる
予習
教科書の該当するページを読み予習をしておく(毎授業開始前1時間)
復習
講義資料と教科書を見直して内容を自分のものとする(毎授業終了後3時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
オリエンテーション、地域リハビリテーションの歴史、理念と定義
小島
2
地域リハビリテーションの関連領域・関連法規
小島
3
地域リハビリテーションと介護保険
小島
4
地域リハビリテーションと地域包括ケア_連携とネットワーク構築
小島
5
地域リハビリテーションの実際_実践事例
石橋
6
地域リハビリテーションマネジメント_医療・介護連携
吉井
7
地域リハビリテーションマネジメント_通所サービス・訪問サービス
吉井
8
事例から学ぶ_地域における多職種連携
吉井
9
事例から学ぶ_自立支援・就労支援
吉井
10
精神障害者の地域支援(1)
生方
11
精神障害者の地域支援(2)
生方
12
生活行為向上マネジメント(1)
今井
13
生活行為向上マネジメント(2)
今井
14
発達障害児者の地域支援(1)
今井
15
発達障害児者の地域支援(2)
今井



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