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2024年度 シラバス詳細 Detail

文化人類学
ナンバリング
HN12103
教養分野
看護学科
選択
単位
1
時間
15
志村真幸
前期
講義
木曜日(遠隔配a信)
配当年次
2
人間を理解するためには、身体の理解のみならず、環境、歴史、経済など文化的背景から、人間の普遍性や多様性を深く考えることが求められる。この科目を通して、文化的な多様性の受容や人の生き方の普遍性について考え、人間全体を看る手掛かりとする。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
日本や欧米諸国とはまったく異なる生き方をしているひとびとが、アジア、アフリカ、オセアニア、中南米などに大勢いることを理解し、さらにそこから自分たち自身の思考や生活を客観的に説明できるようになる。
そのことを通して、自分と違う価値観を、許容・理解できるようになる。
多文化共生、異文化理解、人種、フィールドワーク、文化相対主義、グローバル化といった考え方を、自分自身で理解し、実行できるようになる。
音声付きパワーポイントなどを用いた講義形式で進め、各回、小レポートを授業終了後に提出してもらいます。模擬フィールドワークも実施します。(遠隔配信)a
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
授業内提出物(小レポート)50%、模擬フィールドワークの報告25%、最終レポート25%
発展レベル
求める能力:「授業内に提示したテーマについて理解し、自分とは異なる価値観をもつひとびとについて説明できるとともに、自分たち自身にひるがえって考察した上で、分かりやすい文章で表現できる。模擬フィールドワークにおいて、自分なりの観察ポイントを設定し、報告書としてまとめることができる」
具体的記述:「以下に対する理解と実践ができるようになる。人種と民族の違い、歴史的文脈と伝統の変化、他者に危険を及ぼすような思想や習慣への対応方法、他者の価値観の許容範囲、フィールドワークの有用性と限界」
標準レベル






求める能力:「授業内に提示したテーマについて理解し、自分とは異なる価値観をもつひとびとについて説明できる。レポートや報告書として、自分が観察した結果をまとめられる。模擬フィールドワークにおいて、自分たちとは異なるような生き方をしているひとたちを発見できる」
具体的記述:「以下に対する理解と実践ができるようにaなる。文化人類学の目的と方法、他者の価値観と共存するための方法論、外国のひとたちとの交流に際しての心構え、フィールドワークの方法、フィールドワークの成果の整理」


基礎レベル
求める能力:「授業内に提示したテーマについて、文章で説明できる。自分とはちがう行き方をしているひとたちが、世界にたくさんいることを理解できる。模擬フィールドワークにおいて、あらかじめ立てた計画に沿って、観察と記録できる」
具体的記述:「以下に対する理解と実践ができるようになる。文化とは何か、日本以外に暮らすひとびとへの理解、日本国内に暮らす外国のひとたちへの理解、フィールドワークとは何か、フィールドワークの実施」
実施しない
各回の提出物について、次の回の冒頭などで講評します
使用しません
各回の授業内に提示します
なしa
講義内容の質問は、初回の講義時に示すアドレスにメールして下さい
予習
次回の授業について予告し、その内容に沿って調べものをしてきてもらうことがあります(30分程度)
復習
授業の内容を復習し、また提示した参考文献/サイトを確認して理解を深めて下さい(30分程度)

授業計画

授業内容
担当教員
1
文化人類学とは何か
志村
2
衣食住の人類学
志村
3
医療人類学
志村
4
環境と公害
志村
5
宗教と魂
志村
6
フィールドワークとは何か
志村
7
模擬フィールドワーク
志村
8
現代社会における文化人類学の役割
志村



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