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2024年度 シラバス詳細 Detail

環境科学
ナンバリング
HN14219
教養科目
看護学科
選択
単位
1
時間
15
三上 岳彦
後期
講義
水曜日2限
配当年次
4
地球環境、自然生態系の特徴を人間の活動との相互関係から理解する。いわゆる環境問題は、生物、無機的自然環境と人間の科学的・技術的発展、経済的発展、文化・生活様式の発展は密接に関連していることを歴史的経緯を踏まえつつ理解し考察する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
環境科学に関する基礎知識を、地球温暖化問題と都市の大気環境問題を通して習得し、理解することが目標である。大気中の二酸化炭素の増加が地球の気温を上昇させるメカニズム、温暖化がもたらす影響、温暖化を緩和したり、温暖化に適応するための様々な対策手法について学ぶ。さらに、都市の大気汚染、ヒートアイランド現象などの身近な大気環境問題についても、その実態やメカニズム、影響と対策を考察する。
毎回プリントを配布するとともに、スライド(パワーポイント)やDVD等の視聴覚教材を活用して講義の理解を深める。また、毎回配布する「リアクションペーパー」には、当日の講義内容についての質問と感想を記入する。「リアクションペーパー」は授業終了時に回収し、出席判定と成績評価に用いるので、必ず提出すること。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
定期テスト(筆記)80点 リアクションペーパー20点 
発展レベル
① (要求されるレベル:90点以上S)
② 地球規模の気候変動と都市の大気環境に関して,それぞれの現状とメカニズムの違いを具体例に基づいて説明できる。
標準レベル






① (要求されるレベル:80点以上A,70点以上B)

・気候変動の実態とメカニズムについて説明できる。
・地球のエネルギー収支と大気の温室効果の関係を説明できる。
・地球温暖化の影響と対策について具体的に説明できる。
・都市のヒートアイランド現象についてメカニズムを説明できる。
・熱中症を引き起こす条件と具体的な症状について説明できる。
基礎レベル
① (要求されるレベル:60点以上C)
②地球規模の気候変動と都市の大気環境に関する基礎的事項を説明できる。
全講義終了後の翌週に期末試験を行う。
使用しない。
必要に応じて授業中に指示する。
なし
随時、メールでの質問を受けつけています。アドレス:takehiko.mikami@gmail.coma
予習
インターネット等で事前にテーマに関する用語の検索を行う。30分。
復習
授業で配布された資料とノートをもとに,講義内容について整理する。30分。

授業計画

授業内容
担当教員
1
序論:環境問題を学ぶ意義と授業内容説明
三上
2
気候変動とは何か?
三上
3
気候変動の時間スケールと空間スケール
三上
4
地球温暖化のメカニズム:地球のエネルギー収支と温室効果の役割
三上
5
気候変動の将来予測と影響・対策
三上
6
都市の大気環境問題 (1):都市の大気汚染とPM2.5
三上
7
都市の大気環境問題 (2):都市のヒートアイランド現象とその影響・対策
三上
8
都市の大気環境問題 (3):暑さと健康影響-熱中症とその予防-
三上



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