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2024年度 シラバス詳細 Detail
精神看護学援助論
ナンバリング
HN52238
専門分野
看護学科
必修
単位
2
時間
30
〇佐倉祐子 橋本恵理子 大竹文
後期
講義
火曜日 2限目
配当年次
2年
本科目では精神看護における援助の考え方として、精神看護における患者-看護者関係のあり方、心の健康の保持増進への援助、精神障害者との関わり方、セルフケアの援助、患者家族の理解と援助について、看護の倫理と人権擁護と共に理解する。また、地域精神保健活動における資源の活用などを含めた精神看護における看護の実際を事例を通して学び、理解を深める。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
〇
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
〇
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
◎
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1.心を病む人の特徴を理解し、精神機能の障害により日常生活に影響する要因を考えることができる。
2.精神科看護における重要な看護理論を理解できる。
3.主な精神疾患・精神症状における病態、診断、治療、看護、回復過程について理解できる。
4.精神科リハビリテーションの視点からその人らしい生活を営めるよう精神保健医療福祉の活用方法について知識を深めることができる。
2.精神科看護における重要な看護理論を理解できる。
3.主な精神疾患・精神症状における病態、診断、治療、看護、回復過程について理解できる。
4.精神科リハビリテーションの視点からその人らしい生活を営めるよう精神保健医療福祉の活用方法について知識を深めることができる。
①講義形式
②パワーポイントと配布資料により授業を進める。
③適宜、理解度を確認する小テストを施行する。
②パワーポイントと配布資料により授業を進める。
③適宜、理解度を確認する小テストを施行する。
PBL
(問題解決型学習)
(問題解決型学習)
〇
反転授業
ディスカッション
ディベート
ディベート
グループワーク
〇
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
フィールドワーク
その他
各回の小テスト2点×15回計30点と期末試験70点。総計100点の内60点以上合格。なお、10回以上出席しないと定期試験は受験できない。
発展レベル
S
看護学の基礎知識を活用してアセスメント能力を高めるとともに対象の理解を深める。
・精神医療チームと看護師の役割
・多職種、地域社会との連携
・社会的背景と精神保健との関連
・精神医療チームと看護師の役割
・多職種、地域社会との連携
・社会的背景と精神保健との関連
標準レベル
A
B
B
精神保健、メンタルヘルスへの基本的な知識と考え方を修得する。
・心の防衛機制
・2大精神疾患の理解
・現代社会に多い精神疾患
・精神科医療の概要
・精神科看護の役割
・精神障害者家族の理解と支援
・精神専門看護師の役割と活動
・対人関係理論
・セルフケア理論
・嗜好と依存
・精神科リハビリテーション(ソーシャルサポート)
・精神医療における専門職連携
・心の防衛機制
・2大精神疾患の理解
・現代社会に多い精神疾患
・精神科医療の概要
・精神科看護の役割
・精神障害者家族の理解と支援
・精神専門看護師の役割と活動
・対人関係理論
・セルフケア理論
・嗜好と依存
・精神科リハビリテーション(ソーシャルサポート)
・精神医療における専門職連携
基礎レベル
C
専門的な知識を学習する者としての姿勢や学習態度を身に着ける。
・精神医療の歴史
・精神医療における強制的医療行為
・偏見、烙印
・治療環境としての精神科病院
・精神疾患と健康問題
・精神医療の歴史
・精神医療における強制的医療行為
・偏見、烙印
・治療環境としての精神科病院
・精神疾患と健康問題
定期試験を実施(70点満点とし小テストと総合した点数の60点以上が合格)
課題について講義内で解説をする。
資料を配布する
ナーシング・グラフィカ 精神看護学(1):情緒発達と精神看護の基本 第5版 メディカ出版 ISBN 978-4-8404-7541-9
ナーシング・グラフィカ 精神看護学(2):精神障害と看護の実践 第5版 メディカ出版 ISBN 978-4-8404-7542-6
ストレングスに着目した精神看護学〈基礎編〉. 精神看護出版. 2023. ISBN-13: 978-4-86294-073-5
改訂版 これからの精神看護学 病態生理をふまえた看護実践のための関連図. ピラールプレス. 2016. ISBN-13 :78-4-86194-169-6
ナーシング・グラフィカ 精神看護学(2):精神障害と看護の実践 第5版 メディカ出版 ISBN 978-4-8404-7542-6
ストレングスに着目した精神看護学〈基礎編〉. 精神看護出版. 2023. ISBN-13: 978-4-86294-073-5
改訂版 これからの精神看護学 病態生理をふまえた看護実践のための関連図. ピラールプレス. 2016. ISBN-13 :78-4-86194-169-6
哲学 身体論 コミュニケーション論 基礎看護学概論 看護学援助論 生涯発達論 精神看護概論
精神看護概論を履修しておくこと
メールにて事前にアポイントメントをとること
本科目の単位取得は、3年次に履修する精神看護学実習の先修条件となる。
外部講師の講義については変更になることもあるので、変更の際には事前に連絡をする。
外部講師の講義については変更になることもあるので、変更の際には事前に連絡をする。
予習
前期の精神看護学概論を当科目と関連付けながらの精神医療について新聞や文献、Webなどを読み、授業内容に関する予習する(毎回講義前までに1時間)
復習
講義資料を見直して内容を自分の知識とする(毎授業終了後2時間)
授業計画
授業内容
担当教員
1
10/1 精神保健医療と看護の歴史 : 世界と日本の精神医療の歴史を学習し、日本の精神医療の特徴と課題について理解する
佐倉
2
10/8 精神医療と人権擁護 : 精神医療と人権擁護について理解する
佐倉
3
10/15 治療と環境 : 治療施設の環境が療養生活と精神障害に及ぼす影響を学び、望ましい治療環境について考える
佐倉
4
10/22 人間の精神活動: 心の防衛機制について理解する
橋本
5
10/29 ペプロウの治療的対人関係 : ペプロウの看護理論の治療的な人間関係について学ぶ
佐倉
6
11/5 セルフケア理論 : オレムアンダーウッドのセルフケア理論から精神障がいを持つ対象者の日常生活に関する看護について学ぶ
佐倉
7
11/12 健康問題と精神看護 1 (嗜癖と依存)施設 : 嗜癖、乱用、依存の考え方について学ぶ
佐倉 外部講師
8
11/19健康問題と精神看護 2 (不安障害、強迫性障害、ストレス因関連障害) : 不安障害、強迫性障害ストレス因関連障害(PTSD、ASD)特徴とその対応について理解する
大竹
9
11/26 健康問題と精神看護3 (統合失調症): 統合失調症の疾患(病因、症状、治療など)と統合失調症の対象者について学び、その対応について理解する
大竹
10
12/3 健康問題と精神看護 4 (うつ病) :うつ病について理解し、社会的問題について考える
大竹
11
12/10 精神障がい者と家族 : 現代家族の特徴、家族の病理と家族の機能などを学び、精神障がい者を持つ家族について理解する
橋本
12
12/17 地域生活支援1 (精神科リハビリテーション) : 精神科リハビリテーションの概念および基盤になる考え方とその支援について学ぶ
橋本
13
12/24 地域生活支援2 (精神障がい者への地域包括ケア) : 精神障がい者を地域でサポートすることと精神科訪問看護における看護の役割について学ぶ
橋本
14
1/7 地域生活支援3 (ソーシャルサポートと地域における多職種連携) :精神障がい者が地域で生活するための社会資源と多職種連携について学ぶ
大竹、橋本
15
1/14 災害時の精神保健医療 : 大規模災害発生時およびその後に生じる心理的反応と必要なメンタルヘルスについて学ぶ
佐倉
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