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2024年度 シラバス詳細 Detail

地域・在宅看護学援助論
ナンバリング
HN52243
専門分野
看護学科
必修
単位
2
時間
30
柴田滋子、浅井陵
後期
講義
月曜日 3限
配当年次
2
地域で生活しながら療養する人々とその家族が心身の健康を維持し、生活の自立やQOLの向上をはかるために必要な看護について学ぶ。特に、介入時期や健康段階、在宅療養者の特徴に応じた援助方法や多職種や他機関との連携、在宅ケアにおける看護の役割と機能について理解する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1.在宅療養者や家族を支える看護の特徴について説明できる。
2.療養者・家族の健康維持や予防的視点を持ち、健康段階や生活機能障害、疾病に応じた看護について説明できる。
3.療養者・家族の価値観や生活習慣を尊重した関わり方や看護ケア方法の工夫について説明できる。
4.在宅療養生活における多職種との協働や社会資源活用の必要性について説明できる。
5.訪問看護を行う上での基本的態度について説明できる。
1.パワーポイントと配布資料を用いて講義形式ですすめる
2.授業の最後に理解度を確認するための小テストを行う。
3.質問や提出された課題、感想等をみて補足が必要な内容は適時、追加説明を行う。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
定期試験70%、レポート10%、講義後の小テスト20%
発展レベル
在宅療養者・家族の特徴に合わせた看護について包括的な視点から考えることができる。
・地域包括ケアシステムにおける看護の役割
・地域包括ケアシステムにおける継続看護の意義と課題
・社会資源の活用と評価
標準レベル






在宅看護学における対象者の特徴とその特徴に合わせた看護方法を修得する。
・在宅療養環境における日常生活の援助方法
・在宅における医療管理方法
・在宅療養において特徴的な疾病がある療養者への看護(小児、認知症、精神疾患、難病)
・地域包括ケアシステムにおける多職種連携、継続看護
基礎レベル
在宅療養者の特徴と療養生活に必要な看護の概要を理解する。
・在宅療養生活の特徴とアセスメントの視点
・在宅療養生活における医療の必要性
・在宅療養生活に関わる機関や専門職種
定期試験期間内に行う。
小テストは各回ごとに解説を行う。
ナーシング・グラフィカ 地域・在宅看護論①地域療養を支えるケア(2022 第7版):臺有佳他、メディカ出版  ISBN:978-4-8404-7543-3
ナーシング・グラフィカ 地域・在宅看護論②在宅療養を支える技術(2022 第2版):臺有佳他、メディカ出版  ISBN:978-4-8404-7544-0  
系統看護学講座 統合分野 在宅看護論(2017 第5版):河原加代子他、医学書院 ISBN:978-4-260-02762-5
基礎からわかる地域・在宅看護論(2021):池西静江、照林社 ISBN:978-4-7965-2545-9
3年前期科目 公衆衛生看護学概論、在宅看護概論、在宅看護学演習 
なし
木曜日 12:10-13:00
実習中は、メールで連絡してください:sig-sib-358@u-ths.ac.jp
予習
予習は1時間を目安に、講義内容を確認してテキストの該当ページを読み概略を理解する。また、理解が難しい部分などをチェックしておく。
復習
復習は3時間を目安に、小テストの振り返りや講義資料と教科書の見直しを行う。必要時、参考書なども利用して自分の言葉で説明できるように理解の確認を行う。

授業計画

授業内容
担当教員
1
10/7(月) 日常生活を支える看護技術① 在宅におけるヘルスアセスメント、生活リハビリテーション
柴田、浅井
2
10/14(月)祝 日常生活を支える看護技術② 食生活、排泄
柴田
3
10/21(月) 日常生活を支える看護技術③ 清潔、肢位の保持と移動
柴田
4
10/28(月) 療養を支える看護技術(医療ケア)①           薬物療法、がん外来化学療法、インスリン自己注射、輸液管理、在宅中心静脈栄養法
柴田
5
11/4(月) 療養を支える看護技術(医療ケア)② 在宅酸素療法(HOT)、    在宅人工呼吸療法:非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)、気管切開下間欠的陽圧換気療法(TPPV)
柴田
6
11/11(月) 療養を支える看護技術(医療ケア)③ 排尿ケア、ストーマ管理 
柴田
7
11/18(月)療養を支える看護技術(医療ケア)④ 在宅経管栄養法
柴田
8
11/25(月)療養を支える看護技術(医療ケア)⑤ 褥瘡管理 
柴田
9
12/2(月)在宅療養者への看護① 難病(身体障害)をもつ療養者への在宅看護
柴田
10
12/9(月) 在宅療養者への看護② 難病(身体障害)をもつ療養者の在宅療養(ゲストスピーカー)
柴田
11
12/16(月)在宅療養者への看護③ 認知症療養者への地域・在宅ケア
柴田
12
12/23(月)在宅療養者への看護④ 精神障害者、小児の在宅療養者への看護
浅井、柴田
13
1/20(月)在宅療養者への看護⑤ 感染症をもつ療養者への在宅看護と感染予防
柴田
14
1/27(月) 在宅におけるエンドオブライフケア(ターミナルケア)
柴田
15
2/3(月)退院支援・退院調整
柴田



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