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2024年度 シラバス詳細 Detail

看護倫理学
ナンバリング
HN54155
専門分野
看護学科
選択
単位
1
時間
15
〇森千鶴、岩尾侑充子、度會裕子
前期
講義
木曜日 3・4限
配当年次
4
教養分野における「倫理学」および「生命倫理」の理解を踏まえ、倫理の原則や倫理規定から、看護職に求められる倫理について学習するとともに、現在の医療・看護の場において看護職が遭遇する倫理的問題・ジレンマ等についての学習を通して、看護職としての倫理観を構築すること、さらに、倫理的問題解決のために活用できる理論・対処方略について学習し、倫理的視点から看護職として適切な判断・行動が取れるようになることをねらいとする。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
1.看護倫理の必要性について理解する
2.倫理原則について理解する
3.高度医療と生命倫理について考える
4.看護職に必要な倫理的責任と法的責任について理解する
講義・グループディスカッション・プレゼンテーション
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
6回以上出席しないと定期試験は受験できない。グループワークの成果30%、定期試験70%、 あわせて60点以上で合格
発展レベル
・倫理的に問題のある事例の倫理的葛藤を説明し、倫理的調整について提案することができる
標準レベル






【A】
・看護の倫理原則を踏まえ、基本的人権の擁護ができる
・薬害被害者の体験から看護師が行うべき役割が説明できる




【B】
・個人の尊厳、患者の権利、自己決定権と患者の意思の尊重、インフォームド・コンセントという基本的人権の擁護を理解することができる。
・ノーマライゼーションの考え方が理解できる
・個人情報の保護の重要性が理解できる
・看護の倫理原則(自律尊重、善行、公正、正義、誠実・忠誠、無危害)を理解できる
基礎レベル
・看護師の役割として説明責任があること、倫理的配慮が必要なこと、患者の権利擁護(アドボカシー)について理解できる
・日本看護協会が述べている「看護師の倫理綱領」を理解できる
前期 5月9日グループワーク発表,試験は実習がない時期 5月16日(木)3限目
授業内で行う
「看護倫理」小西恵美子編 南江堂
よくわかる看護職の倫理綱領 峰村淳子、石塚睦子編著:照林社
はじめて学ぶ生命倫理 小林亜津子 ちくまプリマー新書
生命倫理学と障害学の対話 アリシア・ウォーレット著 安藤泰至・児玉真美訳 生活書院
生命倫理、看護学概論、成人看護学概論、母性看護学概論、小児看護学概論、老年看護学概論、精神看護学概論
公衆衛生看護学概論、地域・在宅看護学概論
なし
12:10~13:00 (実習で不在のことがあるので、Mailでアポイントを取ってください)
予習
次の授業について関連箇所のテキストを熟読し、要旨をまとめる(90分)
復習
予習でまとめた要旨に授業資料と授業内容を含めてノートを作成する(1~5回目:90分)
グループワークでディスカッションした内容を各自まとめる(6~8回目:90分)

授業計画

授業内容
担当教員
1
4月11日 3限 看護倫理とは(歴史的変遷、倫理原則)
森 千鶴
2
4月11日 4限 生命の誕生と倫理
岩尾 侑充子
3
4月18日 3限 薬害被害者の体験について
森・岩尾・度會 (ゲストスピーカー)
4
4月18日 4限 高度医療と生命の倫理
度會 裕子
5
4月25日 3限 看護職の法的責任
森 千鶴
6
4月25日 4限 倫理的判断について事例を用いて検討(グループワーク)
森・岩尾・度會
7
5月9日 3限 各グループの発表、全体討議
森・岩尾・度會
8
5月9日 4限 各グループの発表、全体討議
森・岩尾・度會



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