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2024年度 シラバス詳細 Detail

災害看護学
ナンバリング
HN54254
専門分野
看護学科
選択
単位
1
時間
30
佐倉祐子、鈴木久子、佐藤えみ
後期
講義と演習
集中講義
配当年次
4
災害の種類や規模、各フェーズによって生じる社会全体や地域の人a々の生命・健康と生活への影響を理解したうえで、災害関連の法的、制度的な基本的知識や災害時の医療の特色と災害看護活動(トリアージや避難所支援、こころのケアを含む)を考え、看護職としての倫理感を高めることができる。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる
③多様な社会を理解し、看護専門職者として保健医療福祉活動に貢献することができる
④地域の保健医療福祉の現状を知り、看護専門職者の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる
⑤看護専門職者として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
⑥看護専門職者として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる
災害直後から復興支援に至るまでの看護の基礎知識を習得できる。
災害サイクルの特徴や災害の種類、災害場所に即した倫理観の高い看護活動をイメージすることができる
他・多職種/他・多組織間連携の重要性を理解できる。
オムニバスの担当教員による講義
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
学外演習
講義終了後にレポート提出にて評価。60%以上で合格。なお、講義を10回以上出席しないとレポートの提出はできない。
発展レベル
標準レベルまでの知識等を根拠に基づいて災害によって生じる社会全体や地域の人々の生命・健康と生活への影響を理解し、災害関連の法的、制度的な基本的知識や災害時の医療の特色と災害看護活動(トリアージや避難所支援、こころのケアを含む)を考え、多職種連携と地域連携の必要性および看護職としての倫理感を高めた活動について述べることができる
災害の種類によるその特性に合わせた災害時の看護、災害時のメンタルケアと被災者の心理のと援助(DPAT、PFA)自治体や関連機関や多職種連携の重要性、災害避難所、応急仮設住宅における包括的な看護、
以上について具体的かつ論理的に説明できる
【演習】
災害発生時の傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決め、災害時生じる対象者の心理状態を理解しながら冷静な判断で災害看護を実施できる

標準レベル






基礎レベルの知識に基づいて、災害サイクルの特徴や災害の種類、災害場所に即した看護活動と多職種や多組織間連携の重要性を説明でき、知識や根拠をもとに演習にて災害看護が実施できる
Aレベル
災害の種類や規模、各フェーズによって生じる社会全体や地域の人々の生命・健康と生活への影響を理解したうえで、災害関連の法的、制度的な基本的知識や災害時の医療の特色と災害看護活動(トリアージや避難所支援、こころのケアを含む)、対象に応じた災害看護の実際について根拠に基づいて具体的に説明できる
【演習】
災害発生時の傷病の緊急度や重症度に応じて知識と根拠に基づいて、治療優先度を決め災害の演習が実施できる

Bレベル
災害の種類や規模、各フェーズによって生じる社会全体や地域の人々の生命・健康と生活への影響を理解したうえで、災害関連の法的、制度的な基本的知識や災害時の医療の特色と災害看護活動(トリアージや避難所支援、こころのケアを含む)、対象に応じた災害看護の実際について、助言や指導をもとに説明できる
【演習】
災害発生時の傷病の緊急度や重症度に応じて教員の助言と指導にで、治療優先度を決め災害の演習が実施できる
基礎レベル
災害と災害直後から復興支援に至るまでの看護の基礎知識について説明できる
災害看護の定義と役割、災害看護と法律、災害時の医療提供体制、災害サイクル別の看護活動、災害と地方自治、
災害避難所、応急仮設住宅における看護、子ども、障がい者、高齢者、妊産婦に応じた災害看護
以上についての基礎的知識が説明できる
講義終了後にレポートを提出
課題に対しては講義中に解説をする
担当教員より資料配布
適宜紹介
成人看護学概論 精神看護学概論 在宅看護学概論 母性看護学概論 小児科看護学概論 老年看護学概論
3年次までの専門必修科目
事前に担当教員にメールで連絡する
学外演習では多摩市医療系防災訓練に参加する
学外演習前に外部講師の講義演習あり。日程は外部講師の都合によって変更もある
予習
災害の関する新聞や文献、Webなどを読み、授業内容に関する予習する(45分)
復習
授業中に使用した資料等を見直し、要点を整理する(45分)               

授業計画

授業内容
担当教員
1
10/3  災害看護の定義と役割、災害看護と法律   ①災害看護とは(災害の定義や災害の種類含む) ②災害時の看護の対象 ③災害看護の特徴と看護活動   ④災害時要援護者の特徴  ⑤災害救助法・災害対策
佐倉
2
10/3  災害医療と看護、災害看護と法律    災害時の医療提供体制(救急医療と災害医療の違い)  災害拠点病院,体系的アプローチ(CSCATTTなど)
佐倉
3
10/4  基本法災害サイクル別の看護活動1   ①発災直後②超急性期(発災直後~72時間)③急性期(72時間~1週間程度      ④亜急性期(1週間~1か月程度)
佐倉
4
10/4  災害サイクル別の看護活動2 発災後急性期からその後のメンタルケア   被災者の心理の理解と援助 DPAT、PFA
佐倉
5
10/7  対象者に応じた災害看護①
佐倉
6
10/7  対象者に応じた災害看護②
佐倉
7
10 /12 災害と地方自治 (自治体との連携)
鈴木(久)
8
10/12 災害避難所、応急仮設住宅における看護について学ぶ
鈴木(久)
9
10/18 災害時の看護活動の実際① 
外部講師
10
10 /18 災害時の看護活動の実際② 
外部講師
11
10/末 災害看護演習(学外演習)
佐倉、鈴木、 佐藤
12
10/末 災害看護演習(学外演習)
佐倉、鈴木、 佐藤
13
10/末 災害看護演習(学外演習)
佐倉、鈴木、 佐藤
14
10/末 災害看護演習(学外演習)
佐倉、鈴木、 佐藤
15
10/28 まとめ  
佐倉



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