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2024年度 シラバス詳細 Detail

統計学
ナンバリング
HR12219
教養科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
30
三坂 昇司
後期
演習
土曜日2限3限4限(対面形式)、土曜日(配信、遠隔)
配当年次
2
臨床的調査や実験で得られた各種データを解析するために必要な統計学的手法を身につけることを目的とする。ヒストグラムの意義と作成、確率の概念、確率分布、標本分布、母平均、分散の推定、母平均の信頼区間、仮説検定、単回帰分析、重回帰分析等の意義と手法を、演習を中心として学習する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
全15回の講義・演習を通じて、講義に用いた基本的な統計的手法を理解することを第1目標とする。後半の演習では簡単なアンケート調査を行い、得られたデータを用いてより実践的に統計的手法を適用できる。
基本的には講義形式で進める。ただし、各回に適宜PCを用いて、実際にデータを加工、分析を行う。
第6回と第15回は、学生自身が分析した内容を全体に発表する。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
レポート提出 100点(小レポート20点、最終レポート80点)
発展レベル
【求める能力】
標準レベルまでの知識等に基づいて、データの構造(代表値、分布の程度等)をよく理解できるだけでなく、他者に対して効果的なグラフ表現や統計的手法を用いて、わかりやすく報告することができる。

【具体的な能力】
・グラフが見やすく作成できる。(文字の大きさ、数値の表記等)
・欠損値や異常値について適切に処理できる。
・分析の結果から設定した課題に対する示唆が得られる。
・課題に対して複数の観点から分析が行うことができる。
標準レベル






【求める能力】
基礎レベルまでの知識等に基づいて、データの構造(代表値、分布の程度等)を理解できるだけでなく、効果的なグラフ表現や統計的手法を用いて報告することができる。

【具体的な能力】
・推測統計の考え方を説明できる。
・グラフへの表記(数値やラベル設定等)を適切に行うことができる。
・グラフの説明を適切に行うことができる。
・データを適切に加工することができる。
・講義内で扱った統計的手法について説明できる。
・データの尺度に基づき妥当な統計的手法を用いることができる。
・データ分析の結果を誤りなく導くことができる。
・分析の結果を適切に読み取ることができる。
・課題に対して、代表値やばらつき等のデータをもとに説明することができる。
基礎レベル
【求める能力】
データの構造を理解し、基本的な統計的手法を説明できる。

【具体的な能力】
・基礎集計を行うことができる
・適切なグラフ表現を用いることができる
・妥当な統計的手法を用いて説明できる
レポート提出
講義中、および講義終了後に受け付ける
または、オンラインで受け付ける機会を設ける
特になし
講義時に随時紹介する
なし
講義中、および講義終了後に受け付ける
または、オンラインで受け付ける機会を設ける
予習
予習すべき点は特にない。ただし、PCの基本的な操作(特にExcel、PowerPoint)が身についていない場合は講義開始前に十分に身につけておく。
復習
講義で配布する資料やデータを確認し自分なりに理解しておく。(60分)

授業計画

授業内容
担当教員
1
統計学の役割
三坂
2
記述統計(1)
三坂
3
記述統計(2)
三坂
4
記述統計・演習
三坂
5
推測統計の基礎
三坂
6
中間発表
三坂
7
統計的仮説検定(1)
三坂
8
統計的仮説検定(2)
三坂
9
統計的仮説検定(3)
三坂
10
分散分析と多重比較
三坂
11
二元配置分散分析
三坂
12
ノンパラメトリック検定
三坂
13
回帰分析
三坂
14
統計学・総合演習
三坂
15
統計学・課題報告
三坂



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