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2024年度 シラバス詳細 Detail

運動学演習(理学療法)
ナンバリング
HR22109
専門基礎科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
30
〇宮地 司、羽田 圭宏、山口 育子、川井 謙太朗
前期
演習
Aクラス:火曜日4限、 Bクラス:火曜日1限
配当年次
2
身体運動の全体から、筋や神経を始めとする個々の機能や関連が理解できるようになるための基礎的能力を演習を通じて身につけることを目的とする。 具体的には、運動学で学んだ、運動、動作、姿勢の分析方法などの知識を基に、上肢・下肢・体幹に対する機能解剖的な触診及び、姿勢と歩行動作を中心とした基本的動作について、骨、筋、関節、神経的に、観察し分析する方法を学習することで、理学療法に必要な基礎知識を身につける。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
1.骨、筋の機能解剖的な触診ができ、関節運動における役割を説明できる。                     
2.姿勢および歩行に関する基礎的な知識を他者に説明できる。 
3.姿勢および歩行観察をスティック図と言葉で記載することができる.
触診は教員によるデモンストレーションにて方法を説明したのち、学生同士で実際に触診演習を行う。
基本的姿勢および歩行観察は、資料を用いて説明したのち、実際に身体を動かして演習を行う。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
筆記試験(60%)、講義内実技チェック(40%)
発展レベル
機能解剖的な触診及び姿勢と歩行動作について、その理解を深め、説明を正確にできる。
学修目標1.2.3.にかかわる演習内容を助言や指導なしに実施できる。
・実施する演習と解剖学・運動学・評価学などの知識の関連性を正確に理解できる
・実施する演習の目的、方法を正しく理解し、説明を正確にすることができる
・演習で得られた結果を正しく解釈し、説明を正確にすることができる
・触診、姿勢観察、歩行観察にかかわる技術を、対象者に合わせ選択して実施できる

標準レベル






機能解剖的な触診及び姿勢と歩行動作について、その内容を理解し、説明することができる。
学修目標1.2.3.にかかわる演習内容をわずかな助言や指導のもと実施できる。
・実施する演習と解剖学・運動学・評価学などの知識の関連性を理解
・実施する演習の目的、方法を理解し、説明することができる
・演習で得られた結果の理解及び説明することができる
・ランドマークだけではなく筋も触診することができる
・動画や写真等を用いて姿勢および歩行の観察ができる

基礎レベル
機能解剖的な触診及び姿勢と歩行動作について、基本的な内容を説明することができる。
学修目標1.2.3.にかかわる演習内容を十分な助言や指導のもと模擬的に実施できる。
・実施する演習に関連する解剖学・運動学・評価学などの基礎知識の理解
・実施する演習の目的、方法を説明することができる
・演習で得られた結果の説明
・触診方法を説明することができる
・写真を用いて姿勢観察ができる
・撮影した動画から歩行周期に分類することができる
筆記試験は定期試験期間内に行う. 実技チェックは講義内に行う.
実技については、講義内で全体ならびに個人に対し口頭で良い点や改善すべき点、必要となる知識などをフィードバックする。
姿勢及び歩行観察についても,講義中にその都度フィードバックを行う.
1)運動療法のための機能解剖学的触診技術 動画プラス上肢 改訂第2版 メジカルビュー社 ISBN978-4-7583-2093-1
2)運動療法のための機能解剖学的触診技術 動画プラス下肢・体幹 改訂第2版 メジカルビュー社 ISBN978-4-7583-2094-8
3)動作分析 臨床活用講座(メジカルビュー社)ISBN978-4-7583-1474-9
骨格筋の形と触察法 改訂第2版(大峰閣) ISBN978-4-9980686-2-4
基礎運動学 第6版(医歯薬出版株式会社) ISBN978-4-263-21153-3
ペリー歩行分析 原著第2版 正常歩行と異常歩行 (医歯薬出版株式会社) ISBN978-4-263-21398-8
解剖学、運動学、運動学実習,評価学A,評価学B、運動療法学(基礎),日常生活活動学
なし
月曜日12:10~13:00 連絡方法は各教員の別途指示に従うこと.
・触診や観察を行う場合には服装を指定する.
・アクセサリーや爪等にも留意すること.
予習
触診:1年次の評価学A演習で行ったランドマークの触診方法および筋の起始・停止の復習を行うこと.
姿勢・歩行:1年次の運動学の内容を振り返りながら教科書の該当ページを熟読してくること.(各講義前30分,計7.5時間)
復習
講義資料を見直すこと.また,触診技術は反復して練習することで自分のものにする.(各講義後30分,計7.5時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
ガイダンス・触診演習①上肢(肩甲帯を含む)
宮地・山口・羽田
2
触診演習②上肢
宮地・山口・羽田
3
触診演習③下肢(大腿)
宮地・山口・羽田
4
触診演習④下肢(下腿)
宮地・山口・羽田
5
姿勢の理解と演習(姿勢の特徴と支持基底面)
宮地・川井
6
姿勢観察の演習1 (立位)
宮地・川井
7
姿勢観察の演習2 (座位)
宮地・川井
8
姿勢観察の演習3 (臥位)
宮地・川井
9
触診技術の確認
宮地・山口・羽田
10
正常歩行の理解と演習
宮地・川井
11
正常歩行観察の演習1
宮地・川井
12
正常歩行観察の演習2
宮地・川井
13
異常歩行の理解と演習
宮地・川井
14
異常歩行観察の演習
宮地・川井
15
歩行の量的評価と演習
宮地・川井



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