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2024年度 シラバス詳細 Detail

理学療法評価学C(障害別評価)
ナンバリング
HR32209
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
2
時間
30
〇内田学、山口育子
後期
講義
水曜日2限
配当年次
2
理学療法評価学A・B及び同演習で学習した知識と技術を踏まえ、広義の動作障害に対する評価の手段と方法論について学ぶことを目的とする。具体的には、障害内容に対応した評価技術の抽出方法、検査・測定の優先性を理解する。感覚検査、筋緊張検査、反射検査、片麻痺運動機能検査、バランス検査等の原理、目的、検査・測定について学習する。さらに、高齢者・高次脳機能への対応の増加を踏まえ,動作分析・高次脳機能障害についても学習する。また、検査・測定により収集したデータを分析・考察してデータの意味を解釈し、対象者の障害を統合・解釈し適切な治療計画に結びつける能力を身に付ける。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
①神経障害に対する評価の基本的な知識ならびにその実施方法等について説明できる。
②評価実施の目的、具体的評価方法、評価結果の解釈について他者に説明できる。
①視聴覚材料(パワーポイント・配布資料)を用いながら講義形式で説明します。
②障害の成り立ちについて冒頭に説明し、その後検査を実施する意味、定量化の意味について説明します。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
筆記試験の結果(100%)
発展レベル
・標準レベルの内容について十分に理解したうえで、一般的な神経障害について学習した評価学の知識を統合することが出来る。
・下記に示す疾患について、標準レベルで学習した内容を総合的に理解することが出来る。
①上位運動ニューロン障害(脳血管障害)②下位運動ニューロン障害③パーキンソン病④脊髄小脳変性症⑤頭部外傷⑥認知症など。
標準レベル






学習目標に記載されている以下の①~②について、講義で学習したことを8割程度理解し説明することが出来る。
①神経障害に対する評価の基本的な知識ならびにその実施方法等について説明できる。
②評価実施の目的、具体的評価 方法、評価結果の解釈について他者に説明できる。
*①②に含まれる神経学的な検査項目は、1)問診、2)知覚検査、3)疼痛検査、4)高次脳機能検査、5)筋トーヌス検査、   6)反射検査(深部腱反射、病的反射、表在反射)、7)片麻痺機能検査、8)脳神経検査、9)協調性検査、10)バランス検査である。
1)~10)について、検査の意味、意義や目的、検査の手法、判定基準などを正しく理解することが出来る。
基礎レベル
「標準レベル」の内容について、6割程度理解できる。
試験期間内に実施
授業内に解説する。
書籍等)
①最新理学療法学講座 理学療法評価学 医歯薬出版株式会社 ISBN978-4-263-26740-0
②神経診察クローズアップ(第3版) MEDICAL VIEW   ISBN978-4-7583-0380-4
③病気が見える 脳・神経(第2版) MEDIC MEDIA ISBN978-4-89632-686-4
姿勢と動作 第3版 メヂカルフレンド社  
解剖学 生理学 運動学 神経内科 理学療法評価学C演習
なし
月曜日:12:00-13:00(内田・山口)
予習
検査項目に該当する教科書を一読するとともに神経学的な部分については解剖学、生理学を復習すること。これらの学習は週に2時間は必要である。
復習
該当ページの復讐を実施し、重点ポイントや検査の意味、意義、目的などを復習する必要がある。この学習には週に2時間は必要である。

授業計画

授業内容
担当教員
1
理学療法における評価の目的・意味について・医療面接
内田、山口
2
知覚検査・痛みの評価
山口、内田
3
高次脳機能検査(失認・失行・失語・注意・覚醒・認知)
内田、山口
4
筋トーヌス検査
内田、山口
5
反射検査(深部腱反射・表在反射・病的反射))
内田、山口
6
片麻痺運動機能検査
山口、内田
7
片麻痺運動機能検査(包括的検査:SIASなど)
山口、内田
8
脳神経検査①
山口、内田
9
脳神経検査②
山口、内田
10
協調性検査
内田、山口
11
バランス検査
内田、山口
12
バランス検査(疾患別検査の概要)
内田、山口
13
症例検討①
山口、内田
14
症例検討②
内田、山口
15
まとめ
内田、山口



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