検索・一覧に戻る

2024年度 シラバス詳細 Detail

日常生活活動学(理学療法)
ナンバリング
HR33123
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
内田学
前期
講義
月曜日2限
配当年次
3
対象者の日常生活活動の自立支援を行うために必要な知識を身につけることを目的とする。具体的内容として、摂食活動、排泄活動、入浴・整容活動、コミュニケーション活動の意義、評価の方法、指導法について学ぶ。臨床場面での評価を行うにあたっては対象者の生活を視る視点を念頭おき、ICFを用いて関連要因や阻害要因を整理して分析することを学修する。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。

①様々な人の日常生活活動を理解し、障害に対応した基本的な考え方を他者に説明できる。
②基本的日常生活動作、車いす・杖・歩行器の操作、生活関連動作、自助具、環境制御装置等の機能および使用方法について他者に説明できる。
視聴覚材料(パワーポイント・配布資料・動画)や実際に生活支援の為に使用する自助具などを用いて授業を展開する。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
筆記試験の結果(100%)
発展レベル
標準レベルの内容①②について8割以上の理解が出来る。
標準レベル






学習目標に記載されている以下の①、②について8割程度理解している。
①様々な人の日常生活活動を理解し、障害に対応した基本的な考え方を他者に説明できる。
②基本的日常生活動作、車いす・杖・歩行器の操作、生活関連動作、自助具、環境制御装置等の機能および使用方法について他者に説明できる。
それ以外にも、
1)日常生活活動における「活動」「参加」について十分に理解し、ICFを正しく作成する能力が要求される。
2)FIMやBIなどの代表的なADLの評価法を把握する。
3)福祉住環境整備や歩行補助具の選定等を正しく理解する。
4)ADL練習を実施する上での注意点等を正しく理解する。
など広い視点でADLを理解する
基礎レベル
「標準レベル」の内容について、6割程度理解できる。
全講義が終了した翌週に期末試験を行う。
授業内に解説する。
シンプル理学療法学シリーズ日常生活活動学テキスト 改訂第3班 河元岩男 坂口勇人 村田伸編 南江堂 2019/9
ISBN:978‐4-524-24578-9
姿勢と動作 第3版 メヂカルフレンド社  
日常生活活動学活動学演習
なし
月曜日:12:00-13:00
予習
日常生活活動に制限を生じる疾患(主として神経系・運動器系に関する障害)について理解を深めておくこと。この学習には週に2時間程度の予習が必要である。
復習
毎回の授業後に配布した資料の確認をするなど復習を行うことが重要である。内容を確認し、ポイントを整理する必要がある。これらの学習を定着させるために週に2時間以上は勉強の時間が必要である。

授業計画

授業内容
担当教員
1
オリエンテーション、日常生活活動(Activies Daily Living)概論(1)
内田
2
日常生活活動(Activies Daily Living)概論(2)
内田
3
ADL評価総論
内田
4
補助具(移動補助具を中心に)(1)
内田
5
補助具(移動補助具を中心に)(2)
内田
6
ADLを支援する機器
内田
7
住環境整備
内田
8
ADL練習・指導の考え方
内田



検索・一覧に戻る