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2024年度 シラバス詳細 Detail

地域理学療法学
ナンバリング
HR33231
専門科目
理学療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
○小島 基永、吉井 智晴、石橋 光平 (オムニバス)
後期
講義
木曜日5限
配当年次
3
地域リハビリテーションの分野で理学療法が実施できるための実践的な支援についての方法を身に付けることを目的とする。具体的には、地域リハビリテーション学で学んだ地域での基本的支援を基に、理学療法士として、対象者を生活者としてとらえ、心身の機能を把握した上で、その人に合った方法や必要なサービスをどのようにコーディネイトしていくかを理解する。そのために包括的な視点から理学療法のあり方を捉え、問題解決指向型の学習により身に付ける。
①人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる。
②人を全人的に捉え、優しく寄り添うことができる。
③多様な社会を理解し、理学療法士として保健医療福祉活動に貢献することができる。
④地域の保健医療福祉の現状を知り、理学療法士の視点で課題を見出すことで支援の必要性を理解し、取り組むことができる。
⑤理学療法士として社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥理学療法士として社会に貢献するために生涯にわたり学修し自己研鑽することができる。
地域に暮らす高齢者や障害者を生活者としてとらえ、包括的な視点から理学療法のあり方を理解した上で、地域での理学療法実施の計画が立てられる。
講義、演習
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
筆記試験80%、レポート課題20%
発展レベル
標準レベルで示した内容を9割以上説明できる。
標準レベル






令和6年版理学療法士作業療法士国家試験出題基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24935.html(2023年1月6日確認)の
「専門分野(理学療法)」「V 地域理学療法」基づき、
各授業で学修する次の領域について8割~7割程度、説明できる。

・地域理学療法の理念と目的(第1回:小島)
・多職種による協働、地域での連携(第6,7回:吉井)
・病態と病期(生活期・終末期等)に応じた評価と支援(第6,7回:吉井)
・訪問、通所、施設での理学療法(第6,7回:吉井)
・小児・母子保健(早産児、発達性協調運動障害、重症心身障害児)
   の理学療法(通所施設、児童発達支援施設等)、特別支援教育(第5回:石橋)
・災害時の支援(第8回:吉井)
・産業理学療法(第4回:小島)、スポーツ支援(第1回:小島)
・健康維持、健康増進(第2回:小島)
・予防(疾病予防、再発予防、障害予防、虚弱・サルコペニア・フレイル予防、重度化予防)(第3,4回:小島)
・環境整備、福祉用具、IT・ICTの導入と展開(第8回:吉井)
・家族への支援(第8回:吉井)
・安全管理(第8回:吉井)
基礎レベル
標準レベルで示した内容を6割程度、説明できる。
第8回の講義後、翌々週に行う。
レポート課題のフィードバックは返却時に行う。
特に指定しない。必要に応じて配布する。
地域リハビリテーション論(Ver.8) 大田仁史 他 三輪書店 ISBN978-4-89590-758-3
リハビリテーション概論、地域リハビリテーション学、地域理学療法実習
なし
月曜日12時10分から12時40分 W416研究室(小島)、 月曜日12時10分から12時50分 W423研究室(吉井)
予習
「地域リハビリテーション学」の教科書の関連するページを読み予習をしておく(毎授業開始前1時間)
復習
講義資料と予習時の教科書を見直して内容を自分のものとする(毎授業終了後2時間40分)

授業計画

授業内容
担当教員
1
地域理学療法概論
小島
2
健康維持、健康増進
小島
3
予防①
小島
4
予防②、産業理学療法
小島
5
地域での生活を包括的に支える理学療法士の実践事例:重度重複障害児・者
石橋
6
施設・通所理学療法における評価と支援
吉井
7
訪問理学療法における評価と支援・在宅での安全管理
吉井
8
生活環境整備における理学療法士の役割_福祉用具の選定・家族支援・災害時支援
吉井



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