検索・一覧に戻る

2024年度 シラバス詳細 Detail

基礎作業学演習B(作業分析等)
ナンバリング
HR42104
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
30
〇生方 剛、内田 達二
前期
演習
水曜日2限
配当年次
2
作業療法において、作業を治療的に用いるための基礎能力を身につけることを目的とする。具体的には、「基礎作業学概論」で学習した作業分析の方法を基に、作業活動が人間に与える影響について、身体、心理、社会などの側面から作業分析を行って明らかにするとともに、いくつかの作業種目に関して、作業療法で治療的に応用する場合に必要な材料、工具、注意事項などの基礎知識、及び指導法について演習を通じて学習する。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
GIO1:対象者の治療目標と治療手段としての作業のマッチングについて理解する。
SBO ①治療目標に合致した治療手段としての作業を選択できる。
    ②包括的な作業分析が実施できる。
    ③包括的な分析からその作業がどの範囲の治療目標に適用できるか想定できる。
    ④作業のもつ多くの側面が治療的にどのように作用するか1症例を挙げて説明できる。
GIO2:対象者に治療的な作業を指導できる能力を養う。
SBO ①種々の障害によって困難な点を体験する。
    ②設定した対象者にどのような治療理論を用いたらよいか文献をもとにその理由を述べることができる。
    ③対象者に応じた指導案が作成できる。
    ④作業の段階づけを説明できる。
    ⑤指導に必要な道具や材料を準備できる。
    ⑥対象者の反応に応じてその場で指導を変更できる。
〇1回目は講義
〇2~6回目は数人のグループで、選択した作業の分析を行う。作業分析については実際に作業を行う場面の観察を基本としているため、時間内に教員が随時相談に乗りながら行う。
〇7~10回目は数人のグループで指導法の準備を行う。指導法の指導案作りは、授業時間内に教員が随時相談に乗る。
〇10~14回目は準備した指導をグループごとに実際に行う(発表)
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
分析レポート30%、指導法レポート30%、レポートを基盤にした介入デモンストレーション40%にて評価する
発展レベル
学修目標に沿って主体的に学修を進行し、学修評価において学修目標の9割以上の達成を認める。
標準レベル






学修目標に沿って学修を進行し、学修評価において学修目標の8割程度の達成を認める(A)。もしくは、学修目標に沿って学修を進行し、学修評価において学修目標の7割程度の達成を認める(B)。
基礎レベル
学修目標に沿って指導・援助を受けながら学修を進行し、学修評価において学修目標の6割程度の達成を認める。
課題レポートおよび発表で評価するため、試験は実施しない。
提出された内容については、返却時に口頭および書面にて提示します。
浅沼辰志編  「作業学」第3版 (メジカルビュー社) ISBN978-4-7583-2042-9 C3347
なし
水曜日12:30~13:00 (内容に応じて別途時間を設けて対応可能)
予習
予め授業前に学習目標と学習上のポイントを配信しますので、内容を確認の上、授業に臨んでください。
また、グループでのワークが中心になりますので、コミュニケーションの取り方、臨機応変な対応方法についても準備してください。授業で必要な物品は前もって準備してください。(授業開始前1時間)
復習
学習した内容は授業終了後、早めに復習し知識の定着を図ってください。また、レポートをまとめる作業はギリギリまで後回しにせず、計画を立てて取り組みましょう。(授業実施後2時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
治療手段としての作業(健康・病気・障害・障害軽減のための作業)(教科書pp24-30も参照)
生方、内田
2
作業分析 項目の確認 分析方法の選択 分析の実施方法 (教科書pp39-45)
生方、内田
3
作業分析 身体的側面
生方、内田
4
作業分析 身体的側面
生方、内田
5
作業分析 心理的側面
生方、内田
6
作業分析 社会的側面
生方、内田
7
対象の設定 :障害の本体(筋力・可動域・協調性などpp31~38、教科書の事例や,3章以降には作業の特性としてその作業によって改善が期待される内容を示しているのでこちらも参照する)*分析レポート提出
生方、内田
8
対象の設定・治療理論の適用
生方、内田
9
指導法準備 指導案作成(教科書pp57-59,pp60~67も参照)
生方、内田
10
指導法準備
生方、内田
11
指導
生方、内田
12
指導
生方、内田
13
指導
生方、内田
14
指導
生方、内田
15
まとめ    *指導法レポート提出
生方、内田



検索・一覧に戻る