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2024年度 シラバス詳細 Detail

高次脳機能障害作業療法治療学
ナンバリング
HR43122
専門科目
作業療法学専攻
必修
単位
1
時間
15
生方 剛
前期
講義
木曜日3限
配当年次
3
高次脳機能障害に対する作業療法の基礎的知識を身につけることを目的とする。具体的には、高次脳機能障害の評価、治療原理について学ぶ。また、高次脳機能障害者の日常生活や作業・職業上の困難さについて学び、各種評価方法と治療の関連について理解を深める。
①基礎医学をはじめとした幅広い知識を基に,身体と精神の双方から人を理解し,生命を尊ぶことができる。
②作業療法課程での学びや経験から,人を全人的に理解し寄り添うことができる。
③医療・福祉を取り巻く多様な社会を理解し,幅広い作業療法の活動を広めることができる。
④地域における作業療法の現状と課題を知り,課題解決のための実践を通して社会に貢献できる。
⑤作業療法を実践し社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある。
⑥リハビリテーションの専門職として,社会に貢献するために,生涯にわたって学修し自己研鑽 するための基盤を身につける。
○高次脳機能障害の原因、障害を理解し、概略を説明できる。 
○日常生活活動や作業遂行時での障害を説明できる。
教科書と資料集を中心に講義するが、一方的な講義にならないように受講生との双方向での討論、質疑、演習、視聴覚教材の使用にて行う。
PBL
(問題解決型学習)
反転授業
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他
臨床思考課題20%・口頭発表20%・筆記試験60%の割合にて総合的に評価する。
ただし、授業に参加しない、他者の学修を阻害する行為が認められた場合は総合評価を減することがある。
発展レベル
学修目標に沿って主体的に学修を進行し、筆記試験で学修目標の9割以上の達成を認める。
標準レベル






学修目標に沿って学修を進行し、筆記試験で学修目標の8割程度の達成を認める(A)。
もしくは、学修目標に沿って学修を進行し、筆記試験で学修目標の7割程度の達成を認める(B)。
基礎レベル
学修目標に沿って指導・援助を受けながら学修を進行し、筆記試験で学修目標の6割程度の達成を認める。
全講義終了後の翌週に期末試験を行う。
個別に指導を行う
標準作業療法学「高次脳機能作業療法学」第2版 ISBN978-4-260-03818-8
その他「高次脳機能障害資料集」を配布
ゴールド・マスター・テキスト 高次脳機能障害作業療法学 改訂第2版 メジカルビュー社 ISBN978-4-7583-1674-3 
高次脳機能障害作業療法治療学演習
2年次までの必修科目の単位修得
水曜12:20~12:50 左記時間以外はメール tsu-ubu-379@u-ths.ac.jp にて要相談
予習
教科書の指定された場所を読み、関連する基礎医学系知識の復習をしておくこと。脳の機能解剖、特に脳の局在について整理しておくこと。(10時間)
復習
特に実習に必要な評価に関して、自主的に練習を繰り返しておくこと。(20時間)

授業計画

授業内容
担当教員
1
高次脳機能障害の定義と概要
生方
2
脳障害の階層性、脳局在と画像の見方、よくみる症状
生方
3
意識障害、注意障害の特徴と評価
生方
4
半側空間無視の特徴と評価
生方
5
認知障害(失認症)、行為・行動障害(失行症)、言語障害(失語症)の特徴と評価
生方
6
記憶障害の特徴と評価
生方
7
前頭葉障害、社会的行動障害、遂行機能障害の特徴と評価
生方
8
高次脳機能障害のスクリーニング、障害受容、運転 まとめと復習
生方



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